Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

古代中国の神話と祥瑞―武氏祠画像石拓本―

2023-01-31 01:17:09 | Weblog
早稲田大学會津八一記念博物館 2023年12月1日~1月31日

 画像石の拓本の展示。もともと會津八一のコレクションがあったところに壺中居の宮島氏のコレクションが寄贈されて、東大建築の拓本も持ってきて石室ごとに展示している。解説も詳しい。今回の図録が売り切れていたので、昔の同じ拓本の展示の図録半額を買ってみた。中国ドラマいっぱい見た後なので昔よりは親しめた気がする。二十四孝もだいぶ覚えたしな。結果影絵とかに似てるし、絵巻っぽいなとも思いました。
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美しきシモネッタ

2023-01-31 01:00:15 | Weblog
丸紅ギャラリー 2022年12月1日~2023年1月31日

 招待券をいただいたのでほいほいと行ってみた。ボッティチエリ「美しきシモネッタ」がなぜ丸紅にあるのかとか作品1点の展示なのでパネルとかとても詳しかった。真贋騒動になってキャンセルされたのね。そして当時業界にいた人(はもうだいぶお亡くなりになってるだろうが)は、どこのことかすぐわかるわけね。
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大阪の日本画

2023-01-30 02:11:08 | Weblog
大阪中之島美術館 2023年1月21日~4月2日
東京ステーションギャラリー 2023年4月15日~6月11日

 東京へ巡回することを知らずにうっかり見てしまったが、展示替えもあるし、またどちらかにしか出ないものもあるだろうし(図録には書いてないけど)、見てよかったと思う。大阪のは人の出身なのか活躍したところなのか支持者のいたところなのか、とか南画と文人画のつかいわけとか図録買ったらわかるかと思ったけどよくわからなかった。画家はいろんな人が出ていて作品もいろいろ出てて、画中に真景とない真景の例を捕獲することができた。79河邊青蘭「武陵桃源図」は図像的には「桃李園図」(仇英とかの)ですがどうして武陵桃源なの? 賛の詩は杏らしいし。
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文明開化のやきもの 印版手

2023-01-30 02:01:57 | Weblog
大阪歴史博物館 2023年1月21日~3月21日

 印版手という型紙や銅版転写で陶磁器に転写したやきものをコレクターから寄贈してもらったコレクションを主とした展示。食器でもあるんだけど、記念品、飾られる用途もけっこうあっただろうな。レストランで印版手のお皿に乗ったカステラが食べられるのもよき。リストはダウンロードしなさい、なのですが会場で紙で見たいよねえとも思った。メモとかするのにもそのほうがいいし。
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銀行重役のコレクションー京、大坂の近世絵画を中心に―

2023-01-30 01:42:05 | Weblog
大阪歴史博物館 2023年1月25日~3月21日

 山口銀行の重役家伝来のコレクションが寄贈されたのですね。ボスが集めるので影響されて集めてるうちに楽しくもなったのかしらん。道具の控帳があるのもいいですね。西山完映とか中島来章とか森一鳳とか世代が下っても結構応挙風のもの描いててそういう需要があったんだろうなあと思いました。中島来章の鯉は滝登りの途中で跳ねて金ぴかで面白かった。光で月が透けるという吉村孝文「月竹図屏風」の透けてるところが見たい。
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南画はたのしい 明治・大正・昭和の心のあそばせかた

2023-01-28 22:44:42 | Weblog
NEUTRAL(堀川新文化ビルヂング2F) 2023年1月21日~2月12日

 小規模な露出展示だが解説が充実している。江戸時代のものについては日本の文人画という派(だって南画より文人画のほうがまだ想像つくじゃない?)ですが、ある時期からは南画としか言いようがないんだよね……。田能村竹田の系譜は意外と最近まで活動してたとか、河合卯之助の絵に筋目描ぽいとこがあるのは紙か?とか勉強になりました。
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細見コレクション 江戸時代の絵画

2023-01-28 22:31:29 | Weblog
細見美術館 2022年12月13日~2023年2月12日

 江戸時代絵画では琳派と若冲が有名な細見コレクションでもちろんそれも出ているんだけれど、こんなのもあるのか、という展示。ワタシはあることは知ってるけど図版付きで紹介されたことがほぼない大西圭斎目当てでいったんですが、年記あるし、大作だし、宋紫石というか紫山と岡本秋暉の間にちょうど入る感じでよかった。もしかして細見さんは鶏好きから若冲に入ったのか?そして鳥取に近い兵庫のご出身だからか土方稲嶺とか片山楊谷とかもあるのであった。若冲も静かに出てます。
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新春特集展示 卯づくし―干支を愛でる―

2023-01-28 22:13:38 | Weblog
京都国立博物館 2023年1月2日~1月29日

 干支の展示、ウサギは現代の印象だとかわいいし、イメージも悪くないけど作品数は限られる感じ。目つきが悪くてあんまりかわいくないってやっぱウサギって鳥に近いのかも。自分から火に飛び込むのはやっぱりおいしい食べ物だから?仙薬ついてたのが餅つきにされてるのは東アジア全域か?日本だけか?月とウサギ、月と木賊、だったのが月が省略されてウサギと木賊になったりするのあるある。
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浮世絵と中国

2023-01-21 00:44:52 | Weblog
太田記念美術館 2023年1月5日~1月29日

 リストもらったら2021年1月5日~1月29日になっててびびった。所蔵品で丁寧に企画した感じでそれはそれでいいが、よそから借りて図録作るようなタイプでもいいな。まあ集客が心配か。水滸伝や三国志以外のが面白かった。蘇州版画とかさらにはヨーロッパの銅版画とかにも関係ありそうな建物の透視遠近法的表現の作品、界画ぽくもありますよね。あと春信作品とか浮世絵版画の画中画面白そう(これは中国とはあんまり関係ない感想)。三国志の孟獲のネタで、異国風の表現があったのだが、ふだん南蛮て南蛮が転じたヨーロッパの用例が多いけど、おおこれが本当の南蛮と思いました。
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俳画の楽しみ

2023-01-19 01:42:22 | Weblog
江東区芭蕉記念館 2022年9月15日~2023年1月22日
 
 欧米の特別展並みに長い会期だ。個人蔵だからいいのか。研究者でコレクターの伊藤善隆氏のご所蔵品とのこと。伊藤若冲にも俳画ぽい作品あるよなあと思った。常設展示で松本交山を見かけてそうかこの人俳諧周りの人だったなと思いだしたりした。
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