昨年の「東北の画人たち I ~秋田・山形・福島編~」に続いての開催。昨年は夏休みにかかっていたので行きやすかったが今年はGWにはかかるものの夏休み前に終わるので日程が捻出しにくかった。貴重な展示で勉強になるのは大前提として、ふだん同時代の絵画を見てない人がいきなりこれ見て楽しかったりわかったりするのだろうかという疑問。解説は充実しているが作家の経歴と主題の解説ばかりだったのも気になった。図録がダイジェストなのは意図的なものとあるので資料集と見比べたい。倣古図な菊田伊洲が面白かった。画帖以外のもあるのね。兄弟で藩主の近習で出仕して絵も描いてたのが、藩主がなくなると実務方面に回される経歴も面白かった。合わせて?常設展にも近世絵画が展示されていた。