Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

特集展示 筆飛将軍 林リョウ苑―異色の唐画師―

2010-03-25 00:51:37 | Weblog
大阪歴史博物館 2010年2月24日~4月5日

 すごくうまくいけばもう一度ゆっくり見に行くのですが、とりあえず見てきました。結局活動期間10年くらいしかはっきりしないのか。唐画ですな~。たまには大雅ぽかったり蕭白ぽかったりする。唐美人も描くしナンピン風も描くし。過去の松本奉時、福原五岳の特集展示も含めて図録(本だと図版少なくなるからここはあえて図録)出してほしい~
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新発見・新指定の文化財

2010-03-25 00:42:45 | Weblog
和歌山県立博物館 2010年3月6日~4月18日

 博物館が展覧会で発掘(考古みたいですが比喩です)して展示したものが県や市で文化財に指定される。そういった作品の展覧会、ですが、ミニ桑山玉洲展でもある。桑山玉洲「鯉魚図」、藻魚図の伝統からいうと墨中心でせいぜい藻が緑なくらいなのに緋鯉がいる。鯉のぼり化している。桑山玉洲「雪竹図屏風」は黄檗ぽい。江戸時代の仏涅槃図もぼろぼろですがなかなかでした。お面もいっぱい。実際に使われていたお面は性別を変えられたりペンキが塗られていたりしたものを修理されたのだそうです。
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元三大師良源―比叡山中興の祖―

2010-03-23 21:33:37 | Weblog
大津市歴史博物館 2010年2月27日~4月18日

 私には猫に小判だったが立派な展覧会だった。肖像彫刻の世界というものもあるんですね。あとおみくじの祖だとは知りませんでした。江戸時代の絵伝がまた面白いのだ。
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世界遺産 金閣 銀閣 寺宝展―墨蹟・絵画・茶道具の名品―

2010-03-23 00:36:06 | Weblog
相国寺承天閣美術館 2009年12月13日~2010年3月22日

 おなじみのものが多いのですが、予想よりたくさんいろんなものが出ていて楽しめました、京の冬の旅の一環だったみたいです。若冲も6点+常設もみられる。応挙「釈迦十六善神像」面白かった。あととある画の賛で知ってた人の墨蹟見た。牧谿「江天暮雪」が出てたぞ。若冲「中鶏左右梅図」って水墨に塗り絵したように水墨しばりになっている。若冲「牡丹百合図」に改めて見入る。伝徽宗「白鷹図」胡粉が羽なのはあたりまえだけど厚塗りだなあ。
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没後400年 特別展 長谷川等伯

2010-03-16 23:46:57 | Weblog
東京国立博物館 2010年2月23日~3月22日
京都国立博物館 2010年4月10日~5月9日

 内容はまじめな長谷川等伯展。「松林図」って代表作というより異色作なのに、メインビジュアルになってる。テレビでもあおってあおって人を入れている。人がたくさん入るのはいいことだろうけど、こんなに人をいれないといけないものなのか。途中まではまるで室町。当時の京都と能登にはそうとう時差?があったんだろう。どこまでいっても田舎者という感じはあるんだけど馬力というか迫力はある。で、天下の東博と京博がタッグを組んでも意外と出ないものもあるのね。
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和宮ゆかりの雛かざり

2010-03-06 00:29:54 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2010年2月9日~4月4日

 歴博のミニ企画展示。雛道具がみっしりあって(すごい道具持ち)、見ごたえがあるけどお雛様はちょっとで御所人形だらけ。御所人形は兄孝明天皇の形見分けで和宮がもらったそうですが、人形そんなにもってるものなんでしょうか。人形ってふだんはどこにあったのか?などと思いました。
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