Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

重要文化財 長谷川等伯障壁画展 南禅寺天授庵と細川幽斎

2017-09-30 00:21:02 | Weblog
永青文庫 2017年9月30日~11月26日

 内覧会に潜入してきました。細川幽斎ゆかりの南禅寺天授庵の襖絵と細川幽斎の展示。天授庵障壁画一挙展示(襖絵は裏表もあるから展示替え)は貴重な機会。天授庵の等伯ってポキポキしてて、建物もずいぶん大胆に省略してる。
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江戸の琳派芸術

2017-09-30 00:13:21 | Weblog
出光美術館 2017年9月16日~11月5日

 出光美術館による酒井抱一・鈴木其一展といった感じ。江戸という都市の文化の美意識だけでなく時代も違うけどね。江戸琳派って結構浮世絵とも近いよね。立葵って中村芳中が描く時も光琳を慕うイメージあったのかも。そして美術史的には「抱一を慕う田中抱二」なんて展覧会があってもいいと思った。
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荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-

2017-09-24 00:34:51 | Weblog
東京都写真美術館 2017年7月25日~9月24日

 新婚旅行の写真は今や1971年の写真としても興味深い。いくらアートに写真撮ってもそれ以外の要素がある。ところどころ野外でも上半身ヌードになってるけどこれってゲリラ的に撮ってるのかな?猫チロはまあ可愛くも撮っているが、食べ物を全然おいしそうでなくグロテスクに撮ってるのが面白かった。
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天下を治めた絵師 狩野元信

2017-09-24 00:16:14 | Weblog
サントリー美術館 2017年9月16日~11月5日

 京都国立博物館の「室町の狩野派」からもう20年か~。元信に特化して中国絵画も入れた展覧会。サントリー美術館には酒伝童子絵巻があるので大義名分はあるがメインビジュアルはやっぱり大仙院花鳥なのだな。「元信」になってるものにときどき松栄風味ある。
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ほとけを支える―蓮華・霊獣・天部・邪鬼―

2017-09-24 00:05:12 | Weblog
根津美術館 2017年9月14日~10月22日

 仏画や仏像の造形をほとけの台座、のりものに注目してみる所蔵品展。そもそも根津っていっぱい仏教美術あるんだな。のりもの、台座覚えられる。「
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浅井忠の京都遺産 京都工芸繊維大学 美術工芸コレクション

2017-09-23 23:53:23 | Weblog
泉屋博古館分館 2017年9月9日~10月13日

 京都工芸繊維大学の所蔵品と自分のところの所蔵品をからめて構成した京都時代の浅井忠の展覧会。これを東京で見るのもおつな感じだが、京都の分館だからそれもありか。内国勧業博覧会全景の三図のなかに「真景」と題されてる図があって、明治の真景観が気になる(真景累ヶ淵のできた時代だからな)
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ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで

2017-09-19 00:48:47 | Weblog
栃木会場、兵庫会場巡回済み
BUNKAMURA ザ・ミュージアム 2017年7月15日~9月24日

 「奇想の系譜」って江戸絵画のアレからとってますよね。あれは一応つながりがあるようなないようなでしたが、こちらは地域性だけでは?すごい名品があるわけでもないところを頑張って構成してたとは思う。ボス~ブリューゲル~ルーベンス~ロップス~クノップフ~デルヴィル~デルボー~マグリット~ヤン・ファーブルって感じで、ルーベンスとロップスの間が200年ほど空いてしまった。
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レオナルド×ミケランジェロ展

2017-09-19 00:40:44 | Weblog
三菱一号館美術館 2017年6月17日~9月24日
岐阜市歴史博物館 2017年10月5日~11月23日

 素描を中心にした展覧会。まじめな展覧会だとは思うが、いくら大物でもほとんど素描と版画で大変地味。ファクシミリ版も展示していた。「レダと白鳥」を見ると、エロ白鳥といつもながら思ってしまう。
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プリティー♡プリント 江戸の花鳥版画展

2017-09-17 00:43:44 | Weblog
山口県立萩美術館・浦上記念館 2017年9月16日~10月22日

 レアな花鳥版画展。浮世絵では広重が多くて、北斎が少しある感じだけど、版本をたくさん出してる。版本は重要だけど展示すると見栄えの点で厳しいなとも思った。花鳥版画の前の花鳥画の歴史が見えるともっとよかった。
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土佐光起生誕400年 近世やまと絵の開花―和のエレガンス―

2017-09-14 21:06:22 | Weblog
大阪市立美術館 2017年9月2日~10月1日

 静かにやってた土佐光起を中心とした展覧会。大阪市立美術館は20年以上前に「やまと絵の軌跡」をやっている、やまと絵の本山? それは土佐派が堺市に(隣の市)にいたから?やまと絵の土佐派の作品は画面が小さいものが多くて展示映えしないし、土佐派の知名度低いし、美術史的に重要でも、面白くても、展覧会やりにくいのにやって偉い(作品はもっとたくさんあるらしい)。やまと絵でも中国絵画も勉強してるし中国由来の画題もやってる。漢画の狩野派もやまと絵風の画題もやってて、狩野派と土佐派は相互乗り入れ、土佐派のほうが規模がずっと小さいで埋没しがちだが鶉は土佐派が圧倒的に多い気がする。あと土佐光起も襖絵、あるのね。いい展示なのでもっとお客さんが入れば第二弾とかあるのかしら……。
コメント (3)
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