Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

江戸絵画の19世紀(後期)

2014-04-30 23:56:40 | Weblog
府中市美術館 2014年3月21日~5月6日

 19世紀の江戸絵画でなく、江戸絵画の19世紀というからには江戸絵画における19世紀の特徴を説明せねばならぬ。19世紀で切るなら江戸絵画だけでなく明治もいれればいいような気もする。と思ったら「江戸絵画」とうたってるけど明治のものも入っていた。椿椿山は道具立てとかポーズとか崋山とは違う方向へ行っている。京博もそうだけど今年の春は原在中大活躍だ。図版たちきりだと本としてはかっこいいのかもしれないが端っこがなくなって資料としては残念。
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日本絵画の魅惑(前期)

2014-04-30 23:51:29 | Weblog
出光美術館 2014年4月5日~6月8日

 出光美術館の所蔵品で日本美術史の通史をしてる展示。名品展というか、出光美術館の出開帳ではやってるタイプの展示だと思うけど丸の内ではあんまりやってきてないよね。こういう展示こそ普段の研究がないとコラムの書きようもないので、広い時代範囲の所蔵品のある館ではときどきやってくだされ。
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のぞいてびっくり江戸絵画 科学の眼、視覚のふしぎ (後期)

2014-04-29 23:49:18 | Weblog
サントリー美術館 2014年3月29日~5月11日
 
 6週間だけど単館だから通期のモノもあっていいような気がするが絵画は入れ替わっていた(よね?)。浮世絵はおなじみの枠組みでもちょっと珍しいものを集めていていい感じ。月岡雪鼎「すっぽん図」は雪鼎『金玉画府』の「光琳亀」の仲間か?博物図譜も面白いものが出ているが全体的にあっさりした感じ。
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ア・ターブル!―ごはんだよ!食をめぐる美の饗宴―

2014-04-27 23:20:35 | Weblog
三重県立美術館 2014年3月1日~5月6日

 全国の美術館からよう借りて集めたな~ 食卓や食べ物の絵画や現代美術の展覧会。17世紀の静物画から現代美術までで結構美術史的な展覧会でもある。お肉を貼り付けたような靴はレディ・ガガの生肉ドレスを思い出しました。チケットもチラシも素敵だがどんな展覧会かはちょっと伝わりにくいかも……。
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山内崇嗣 くるみの部屋

2014-04-27 23:12:22 | Weblog
愛知県美術館 2014年4月17日~6月8日

 くるみの冬芽が顔に見えてきてそれが作家の自画像にまでメタモルフォーゼする。結構可愛い。10階の美術館の庭や展示室のいろんなところに作品が置いてあって、それを探す楽しみもある。メタ美術、メタ展覧会でもあると思いました。
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南山城の古寺巡礼

2014-04-26 22:48:32 | Weblog
京都国立博物館 2014年4月22日~6月15日

 京博が調査を進めて展示する展覧会。もちろんいい展覧会ですが南山城は奈良との結びつきが強いので奈良博でやったらまた違う感じになったのかな?と思う。酬恩庵の原在中コレクションがすごすぎるし、原在中相当面白いです。
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百花のさきがけ 梅の美術

2014-04-26 22:37:54 | Weblog
泉屋博古館 2014年3月8日~5月6日

 大和文華館・黒川古文化研究所との三館連携松竹梅企画。関西の私立美術館どうしとはいえ予算規模とか館の体制とか相当違うので大変だっただろう。こちらは一番展示期間が長く日本美術色が強い感じ(大和文華館の竹は見ていないけど)。他館の所蔵品も使った拡大所蔵品展なわけですが、その程度の縛りがあったほうがテーマ展でうまくいくのかもと思いました。
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松―美と徳の造形―

2014-04-26 22:31:47 | Weblog
黒川古文化研究所 2014年4月19日~5月18日

 大和文華館、泉屋博古館と共同で三館の所蔵品に若干の借用品を加えて構成した拡大所蔵品展的テーマ展。テーマ展はかくありたい掘り下げぶりに頭が下がる。中国絵画に重点が置かれてるのは担当者と所蔵品の都合ですかな。三館の会期が重ならないのは作品によっては二か所とかに使うからだろうけど、動員という意味では同時開催が望ましかったかも。
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鎌倉の仏像 迫真とエキゾチシズム

2014-04-25 22:34:26 | Weblog
奈良国立博物館 2014年4月5日~6月1日

 改修中の鎌倉国宝館からの出開帳ですが、鎌倉国宝館へ足しげく行くわけでもないし行っとこうかと。内容も見せ方もいい展覧会のように思われましたが、奈良では「まあ鎌倉なんて新しいものを」なんでしょうか?なんだかずいぶん展示室は閑散としておりました。裸形にお着物を着ている「弁財天坐像」は他にもお着物があるのかな?
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桃山・江戸の絵画名品展

2014-04-25 22:27:14 | Weblog
大和文華館 2014年4月4日~5月18日

 最近少し借りてくる「特別企画展」が多かった大和文華館なので、むしろ新鮮な所蔵品展。有名なもの以外にもたくさん琳派のものがあるのだな。光琳「扇面貼交手筥」カワイイ。欲しい。伊達に重文じゃないな。『東山第一楼勝会図画帖』は原在中を出してるのがよかった。「大雅筆山水図屏風縮図」の題が法帖風で面白かった。
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