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とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

高額な農業機械

2025年05月10日 | 日記

 庄内地方の田植えが一斉に始まった。連日報道されコメへの関心の高さが分かる。この原因は農水省の見通しの甘さがこの結果を招いたと言える。
 数十年前まで田植えは人手だった。大勢の早乙女を確保しなければならない。日当が高くサービスの良い農家が選ばれるのは当然の流れである。連日気の休まる日はなかった。その方たちから稲刈りも頼まなければならない。サービス合戦は高まる一方だった。代掻きは耕運機の時代、田植えする土の良し悪しも早乙女の確保に影響があった。
 そうしてる間に2条の歩行型田植え機が登場した。それは日雇い作業員確保から解放される安堵感であった。やがて4条の歩行型も出始め、効率化が進み、それから間もなく乗用田植え機が普及してきた。今では8条型が主力で、田植えはあっという間に終わってしまう。
 田植え機と合わせる様に、稲刈りにも歩行型のバインダーが導入された。それはあっと言う間にコンバインに入れ替わった。今のコンバインは多条刈りのキャビン仕様になっている。トラクターと同じようにキャビン内は冷暖房機がついている。あっと言う間に作業は終わる。高額な農機機械の効率化が農業の存亡を決める。

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