遊佐町と県が2018年から研究・検討を進めてきた「遊佐沖洋上風力発電」の事業化に向けた動きが、一歩前に進んだ。国土交通省と経済産業省が、より具体的な検討を進める「有望な区域」として選定したと公表した。「促進地域」の指定に向けた迅速な取り組みを期待している。
遊佐町と県は、漁業者関係者や自然保護関係者等で「県地域協調型洋上風力発電研究・検討会議」を設立し、実現性の可能性を探って来た。県は2020年度の「有望な区域」入りを目指していたが、送電環境の状況などから「準備段階区域」に留まっていた。
カーボンニュートラルを目指す国は、再生可能エネルギーの切り札として洋上風力発電の事業化を加速化している。
注目されている洋上風力発電だが、日本国内の大手メーカーは設備事業から撤退してしまっている。
経産省は今後の需要拡大を見越し、企業連携や人材育成を通じ競争力の強化等を図り国産化の取り組みに乗り出している。
秋田県八峰町及び能代沖は「促進地域」に指定され、一足先に進んでいる。北海道沖、青森県沖、岩手県沖、新潟県沖、千葉県沖、福井県沖、福岡県沖、佐賀県沖等が一斉に動き出している。準備が整い次第順次事業化に進むと思われる。
山形県の海岸距離は短い。全力投球の取り組みを望みたい。
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