とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

渡辺えり・舞台芸術にかける生涯を語る

2021年09月26日 | 日記

 酒田市市民芸術祭が始まった。昨年はコロナで開催出来なかったが今年は長期にわたり、各地で多彩な市民参加の行事が企画されている。文化の秋である。
 開幕式典の二部は渡辺えりさんの講演だったので、希望ホールに出かけた。マスクと体温チェック、席番号の申告がコロナ対策である。客席はほぼ満席だった。
 渡辺えりさんは本名「渡辺えり子」。山形をこよなく愛する山形市出身の女優であり、演出家、劇作家、作詞家として活動している。酒田での講演は36年前酒田市の成人式以来で、当時の丸山市長は成人式担当の市職員だったと会場を笑わせた。
 子供の頃はいじめられっ子で不登校になったが、自分を褒めてくれる先生に出会って立ち直る事が出来た。その先生のおかげで今日がある。そして演劇の道へと進んだ。
 コロナ禍だからこそ演劇を楽しんで頂きたい。汗を流し演じる役者の魅力がある。照明、音響、美術を中心としたスタッフの力の結集。それを劇場のお客様だけが感じ取る事が出来るのです。
 コロナで人との交流が絶たれ、鬱屈した精神に演劇は漢方薬のようにじわじわと効いてくるのです。故郷山形の人々の心のようです。
 舞台芸術にかける生涯、渡辺えりさんは山形の誇りである。

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