中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

保育園の発達相談日、政治への怒り心頭!!

2007年10月10日 19時49分06秒 | 活動日誌
(オオバコ  子どもたちも本来オオバコのように、掛け値なしで自分を認めてくれる愛があれば、踏まれても、打たれ強い子にるものだと思う。昨日雨の赤倉で傘を差して題材探し、野の花とともに、道端のオオバコも引き抜いてきました)

 H保育園の発達相談日、午前中一杯子どもを診て、子どもの昼寝の時間には先生方との懇談会、そのあと赤ちゃん体操の指導でした。

 病院もそうであるように、保育園も社会の矛盾の縮図です。

 10代で親になったおかあさんの大きな不安、また遊びたい盛りの若いお父さんの親としての自覚、また一生懸命すぎる親や反対に子どもに気が向かないネグレクトの親など、話し合いは本当に深刻真剣でした。
 
 つまるところは、信頼関係をどう作っていくかが大事な土台になります。苦しい思いを語りあえる人間関係を、保育士同士でも、保育士と保護者との関係でも、保護者同士でもつくること、その暖かさがあれば、少なくても子育てを放棄はしないでしょう。

 そして常に、経済的困難が付きまとう例が大方です。
 お母さんの帰りが毎日9時、10時。「やめたい」と思いながら、それでも食べるためには頑張って働くお母さんとお父さんを、私はたくましいと思います。

 そして全てを抱え込んで子どもに向かっている保育士の情熱には、ただ敬服です。現場はすごいと思います。

 でも、しわ寄せは子どもたちに来ているのです。荒れて乱暴する子、落ち着きのない子、泣いてばかりいる子、自分を殺してこらえている子、みんないじらしい。

 子どもに笑顔がなくなってきていることを実感します。
子どもって、声を出してキャッキャと笑うものでしょう? 一こま一こま、豊かに表情が変化するものでしょう?
 ところが、せいぜいニコっとするくらいの子が多い。不機嫌で荒れている子が多い。

 私は、子どもから屈託のない笑顔を奪っているものに心から怒りを覚えます。保育園に行った日は、政治への怒り心頭に達してしまいます。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤倉温泉から出勤・デスクワ... | トップ | Pチーム会議・井上参議院議員... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
知らなかったです (勝田 茂)
2007-10-11 21:21:25
保育園は3歳から6歳までと思っていましたが、最近は0歳から預けてくれて24時間体制もあって幅広くなりましたが。
24時間体制に伴う事故とか保育士の勤務実態が色々と問題点があるのですね。読んでいて驚きでいっぱいです。
返信する

コメントを投稿

活動日誌」カテゴリの最新記事