末娘と夫と3人で、シャンソン歌手の佐々木秀実さんのコンサートに行きました。
佐々木秀実さんは菅平出身、全国レベルでの活躍ですが、地元長野県を大事に、時々長野でのコンサートを行っています。
今回は、21才でCDデビューして15周年の記念のコンサートでした。
私は、秀実さんが長野県の出身ということもあるのだけど、末娘の三味線仲間でもあるので、ひそかなファンなのです。
秀実さんは幼いころから踊りや三味線など、芸のレッスンに励んでいたのですね。昨年は、娘が秀実さんと一緒に三味線の舞台にたたせていただきました。
声の質が、美空ひばりさんと本当にびっくりするほどよく似ていて、歌の個所によっては、ひばりさんを聞いている錯覚を起こしそうなくらいです。
今回も、「よいとまけの歌」と「一本の鉛筆」を歌いました。「よいとまけ」は三輪あきひろさんとはまた違った実体験がにじみ出ていました。一本の鉛筆では「最近戦争への道が…この歌は反戦歌。私は歌い手、歌うことで伝えたい」と。
前回のコンサートでは、加えて「従軍慰安婦の歌」も歌ったのです。骨のある人だと思いましたね。こんな歌を歌えば、その世界では干されるみたいですよ。
いろいろな分野の歌を歌ってくれましたが、私はやっぱり、シャンソンを歌っている秀美さんに一番魅力を感じます。
エビット・ピアフの「群衆」「愛の賛歌」のカバー、とてもよかったです。
夫とコンサートへ行ったのは本当に久しぶりです。次回の夫とのデートは、コンサートではありませんが、3月に劇団四季の「ガンバの大冒険」の舞台を見に行く予定です。もちろん、これは孫と一緒です。
行きたいコンサートや舞台は沢山あるのですが、夜が多くて、とても出かけられません。なかなか、悠々自適とはいきません。