県常任委員会でした。
真っ先の話題は、何と言っても沖縄統一地方選挙の結果です。
18議席から21議席への躍進、しかも名護市ではトップ当選!
飯山市長選挙も、党が応援した現職足立氏が再選を果たしました。
元気をもらいましたねえ。世論は、安倍内閣をぐんぐんと追いつめています。
リニア問題では、国会議員団と県議団の視察に参加した県議や山口のりひささん、自治体部長からの報告がありました。
聞くほどに、ことの重大性が浮き彫りです。
山口のりひさ書記長がわかりやすく、3点にまとめてくれました。
★一つは、住環境の破壊のすざましさが、いっそう浮き彫りになってきたこと。
その一つとして、大がかりな駐車場などの建設がすすめば、おそらくすっぽりなる地区も出てくるのでは、との懸念です。え、そんな!!
また、新たな変電所が必用になりますが、優良農地をつぶしことになるだろうとのこと。そこに14万5000ボルトの電流が流れるのです。
そして、膨大な電力を必要とするリニアを実現させるには、浜岡原発の稼働が狙われるのではとの現地の不安の声。
などなど、などなど・・・・。
★二つ目は、JR東海があまりに横暴な態度で、力任せで住民の声を聴く耳を持たないことへの不満が大きくなっていること。
説明会を要望しても一切応じようとせず、「国の認可が降りていない」の一点ばり。意見書を上げても無視。きっと認可が下りた時には「認可が下りた。文句は言うな」となることでしょう。
驚いたことに、線が引かれたとき、立ち退かなければならなくなるだろう住民にも、一切、何の説明も連絡もないというのです。
★しかし、3つ目は、元気が出る話です。
「リニアを考えよう」の草の根の運動が急速に広がってきていることです。いよいよ現実の問題になって、現地でも初めて知る事実もあり、「これは・・・」となってきているのです。
たとえば、南木曽町では、かたくなに説明を拒否するJR東海を引っ張り出し、公の説明会を9月12日に開かせることになったそうです。すごいこと!!
報告を聞いて、やっぱり現地の話はいい。聞くだけでも迫ってきました。住環境がどう壊されてしまうのかが具体的にわかり、住民のみなさんの本音も伝わってきます。
緊急に今後の対策を練ることになりました。
会議の後、昼食会。県委員会から地区委員会へ移動するWさん、8月から県委員会に勤務になったKさんの歓送迎会でした。
大奮発の握り寿司でした!!