和紙を染めていました。先生は工夫をし、知恵を凝らして遊びを考え出てくれます。
8時40分から相談開始で、終日、M保育園の発達相談日でした。
孫を保育園に送って直行、ぎりぎりセーフでした。
うーん、結構ハードな日程でしたねえ。
保育園の相談日数が増え続けています。それだけ、心配な子が増えているということなのです。
発達障害の疑いの子もそうですが、どの子も育ちがたいへんになってきているのですね。
「布おむつはいいけれど、そこに労力を割いて食事はコンビニで買って…では、とにかく親の余裕のない生活はなんとかなからないものか」
「親も競争で育ってきているから、のんびりした子では生きてゆけないと追い立て、競争の世界にはまってしまいがち」
・・・・・・・などなど先生からも心配がたくさん出されました。
「朝ごはんはマック」との話も、子どもから出ましたね。
余裕がない生活のなかでも、「子どもの育ちで大事なことは何か」を見失わないように、励まし学び、連帯してゆくことが今とても大事になっています。
国会に提出されている「いじめに関する法案」の内容のような、罰則や命令や上からの押しつけでは子どもは育たないと反撃するためにも、私たちが子どもを丸ごと愛し、失敗する権利、迷う権利を認め、長い目で育ちを見守る大人集団になることが求められています。
子どもたちが、草の入った箱をいじくっていました。のぞいたら、中には、きれいなアゲハチョウのサナギがたくさんいました。
「かわいいね」「ちょうちょになるんだよ」と話しかけてくる子どもたちの目は、キラキラしていました。
「ちゃんと歯ブラシもするんだよ」
相談の後、先生方にも「女性の期待する署名」に賛同の署名をしていただきました。
「それどころじゃない。戦争を起こさなようにしなくっちゃ。橋下は何よ!」と怒りの署名でした。