蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

リチャード・ジュエル

2020年02月11日 | 映画の感想
リチャード・ジュエル

アトランタでオリンピックの会場周辺の警備をしていたリチャードは、基本動作を徹底して野外のベンチの下に仕掛けられた爆弾を発見する。
最初のうちはヒーロー扱いだったが、FBIが犯人として疑っているというリークがあって、一転、疑惑の人としてマスコミに追われることになってしまう・・・という話。
実話に基づくストーリーで、当時のCNNの映像が挿入されたりしている。

それにしてもトンデモなのが、新聞記者の枕営業?にあっさり陥落してリチャードが捜査線上にあがっていることをリークしてしまうFBI捜査官。
FBI(捜査官)ってもう少しちゃんとした人がなるもんだと思っていた。
さらにリークされてしまったからには、何が何でもリチャードを犯人にしなければと、メンツに拘ってFBIがあらゆる手段を繰り出すあたりも恐ろしい。
弁護士がそばにいたからこそ、何とかなったという面も多くて、そういう習慣や制度が根付いていない某国なんかでは、もっと危うい現実があるんだろうなあ、と思わざるを得ない。

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