蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ゴーストライター

2012年06月01日 | 映画の感想
ゴーストライター

イギリスの元首相に、自叙伝のゴーストライターとして雇われた主人公は、元首相の隠れ家に滞在して草稿の見直しをするうち、前任のゴーストライターが残した資料などから元首相夫妻の秘密を知ってしまう・・・という話。

日本ではあまり話題にならなかったような気がするが、キネ旬の年間ベスト1だったので見てみた。

キネ旬のベストって監督のネームバリューに左右されている面が強いような気がする。
本作は監督の政治的主張のプロパガンダ臭くって、エンタテイメントとしては今一つかなあ、という感じがした。

主人公のゴーストライターが秘密を暴く手段のほとんどはネット検索で、そんなのでわかるのなら、とっくの昔におおやけになっていそうな気がした。
元首相の秘密も、「まあ、たぶん、それに近いことはあったんだろうね」という感じで、意外感はなかった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビブリア古書堂の事件手帖 | トップ | 実録・警視庁公安警部 »

コメントを投稿

映画の感想」カテゴリの最新記事