蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

英国王のスピーチ

2012年01月14日 | 映画の感想
英国王のスピーチ

(とても恥ずかしいのですが)本作の主役ってコリン・ファレルだと思ってました。ちょっと似合わないキャスティングだと思っていたのでが、各所でとても高く評価されているので、イメチェンしてうまく演じたんだなあ・・・と思っていたのですが、コリン・ファースだったんですね・・・というか、ファースさんがどういう人か実は知りませんでした・・・。

英語の吃音症って、日本でイメージするものとはだいぶ違うなあ、と思いました。
いわゆるドモリというと同じフレーズを繰り返して次が出てこないというイメージだったのですが、本作で見る限り、ジョージ6世は、そもそも言葉自体が出てこない感じでした。

本作の主題は「セレブはつらいよ」でしょうか。

王族に生まれれば、何の悩みも苦労もなさそうですが、実際には多くの人々の視線にさらされる、とても辛い立場なのだということがよくわかります。
(生まれつきの王族ではありませんが、華々しいキャリアを誇った我が国のプリンセスの苦しみを見ても、それはよく理解できるところです

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