life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

人様の日記につられて思い出してみる

2004-12-27 23:54:03 | 【日常】些事雑感
 22日の宴会(仕事の打ち上げ)の2次会がカラオケで、風邪で鼻声&素面なのをいいことに周りの弾けぶりに埋もれて過ごした。(嫌な奴だな、おい)
 そういやその時に、いたんだよねー。布袋の「バンビーナ」歌ってくれちゃった奴が。
 通信カラオケの陳腐なオケと煙草の煙にどっぷりつかりながら、ちゃちいドラマ仕立ての画面越しに見ていたのは、大阪ドームのインチキくさい水色のフェンスを背にバットを振り抜く礒部の姿。

 あー、後ろ向きな自分っ。(笑)

おかしいのは日本だけじゃなかった、と

 「負傷者」ではなく「死者」が万単位で出る地震と津波。5,000km以上離れた日本でも揺れが計測されたというが、想像もつかない。ホテルのプールやビーチを呑む津波や、家も車も押し流す濁流の映像を見て初めて実感する。今年、似たような映像を何度も見た、そのおぼろげな記憶が甦る。
 瓦礫や、流された家屋などの処理だけでなく、遺体の処置が間に合わないことなどからも2次災害が発生が危惧されているそうだ。

「津波死者2万人超す 国連が救援本格化、スマトラ沖地震」(朝日)

 震源地に近いインドネシアのバンダアチェの町では、遺体の列が数百メートルにわたって続く。家族や知人を捜す大勢の人々が、異臭のなかで、1体ずつシートをめくり確認していた。同国の他の地域では、救援活動にあたる兵士が、津波で流されてきた家屋の中や、木の枝などに遺体が残されていないか、くまなく捜している。津波の被害が広範なため、人海戦術でしか対応できないという。

 スリランカでは、家を失った何十万人もの人々が学校や寺院で避難生活を送っている。多くの遺体が山積みのままで、魚や犬など動物の死体とともに異臭を放ち始めている。国連スタッフは、水の中で腐り始めた遺体が、「生き残った被災者用の飲料水に悪影響を及ぼすだろう」と警告している。


 地上の楽園も、自然とともに地上にある限り、完璧な楽園では有り得ない。
 夜見ていたニュースで、難を逃れた日本人旅行者のコメントが出ていたが、現地では津波の経験があまりないという話もあるそうでホテルの従業員も怯えた様子だったとか。情報が足りない、起こり得る事態として想定されていなかった、という部分も被害の大きさの遠因となっているのかもしれない。それにしてもあまりに規模が大きすぎて……

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