東京では1960年あたりから、川を暗渠にして道路にしたり細長い公園にしていました。
それを元に戻すと言うことです。
地下に埋め込んだ暗渠は、ただの土管だけの役目。
平時には水量が少ないから、せせらぎにして自然を取り戻そうと言う魂胆。
さて、大雨の時などにはダイジョーブなのかしら?
渋谷川は渋谷駅の南から表に出てきますが、原宿の先、、、神宮を抜け千駄ヶ谷の国立競技場を通り新宿御苑まで延びていると。
ほとんどが暗渠で、原宿あたりでは両側にお店が並んでいます。表参道の交番のあたりと言えばわかるかな。
渋谷川の支流が参宮橋へ延びているのが、、、宇田川でさらに上流が、唱歌「春の小川」で知られる河骨川(こうほねがわ)。代々木公園へ走りに行くときに時々たどっていきます。
ここも暗渠から開水路にする運動があるらしい。
何でも「失われた川」マニアがいるらしい。廃墟マニア、鉄道マニアいろいろいるから、、、。
はい、私です!
私のブログはもはやそっち方面に行ってしまっています!
私以上のマニアのひとたちが本を出しています。
『東京ぶらり暗渠探検』(洋泉社)という本です。ふだん何気なく歩いたり走ったりしていると気づかない「川の痕跡」を再発見させてくれる、「マニア」以外にも興味深い、ひと味違った「町歩き」ガイドブックだと思います。
今朝の新聞にこの川のことが載っていました。
小田急線に沿って、すごく細い路地があるんですが、それが春の小川の痕跡だとは、碑を見ても気がつきませんでした。
いろんなマニアがあるんだなー。
こんな小さな暗渠でも、「失われた川マニア」が出くわすそうです。マニア同士はわかるのかな?
以前の渋谷の春の小川は、硫化水素が発生していて中に入れないとTVでやってました。
そう渋谷駅を真横なんで、駅ビルを作るときに邪魔で大きな地下街が作れなかったと聞いています。
NPOが開水にしようと運動していて、たまにのぞいているみたい。
硫化水素があったら、中に人が入ったら死にます。