いつもの東京医大で行われている、公開市民講座「職場のメンタルヘルス」を聴きに言った。
精神科の丸太敏雅教授のお話です。
会社の中でメンタルヘルスの不調を訴える人が増えてきました。
家族や友人が病院の精神科へ勧めても、、、十中八九絶対に行かないそうです。
それくらい精神科(精神病)への敷居が高いのです。
それで、厚生労働省は企業内の保険師さんに、メンタルヘルスのチェックと予防を推薦しています。
日本の労働者6400万人
予防
早期発見
治療
復帰
を企業内の保険師さんと病院のお医者さんが手を組んでやります。
自分では精神科に行かない人を早期発見して、休ませ医師に手渡していくのが使命。
日本の自殺は年間で3万人以上、、、!
交通事故死よりもふつうの戦争死者より多い。
メンタルヘルス異常は日本では意外に多い。国民全体に対する割合は、、、以下のとおり。
統合失調症 0、9%
うつ病 3、1%
パニック障害 17、4%
アルコール依存症 4、8%
などなど
最近話題になっているのが、新型うつと呼ばれるもの。
20代若者が多くて、現実の仕事から逃避し、仕事から離れると元気になる。
これなどは仕事場への適応障害だと考えられるし、昔だったら逃げ場がないのでボカッと先輩やオヤジに殴られるだけ。社会の優しさが産んだ病名じゃないかと私は思います。
いろいろ勉強すると面白い。
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