ランシモ

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ローカルバスの終点へ*読書

2020-03-08 14:58:30 | 本と雑誌

ローカルバスの終点へ、宮脇俊三著、新潮文庫

古本屋さんでみて購入した。

鉄道の旅は良くあるが、バスの旅本はあまり聞かない。

テレビの番組で、昨今路線バスの旅が人気だが、それのハシリみたいな本でしょうか。

初版本が平成3年だから、ここに記載されている路線バスが存続しているかも怪しいだろう。

私は旅が大好きで、暇ができたら何処かに出かけるくせがある。

列車の旅が一番好きだが、車でもバイクでもバスでも歩きでもなんでもいい。

でもバスだけに限った旅は、今まで記憶にない。

いいところ、大昔に若い時にスペインのトレドのペンションに荷物を置き、そこから無目的にあちこちの路線バスに乗ったことがあるくらい。

この本と同じで目的などありません。

ただ、違う土地、人、社会、風土、風習、気候を、この目で見たかっただけです。

トレドからバスで終点まで行って、また戻って来るだけ。

考えてみたらバカみたいな旅とも言えないような往復でした。

若いときは時間が無限にあると思っていたらから!

何処か、偶然にでもおもしろい土地に出くわさないかな?

「若者は荒野を目指す」です。

そんなことは若いうちにやっておきたいでしょ。

この「ローカルバスの終点へ」は古い本なので、面白いと思って行ってみたら、路線が無くなっていたなんてことがありそうです。

関東近県より九州や北海道の路線バスを確かめてみたい。

この本の当時でも、路線バスを使うと時間が止まっているようだ、、、と私は読んだが現在はもっとだろう。

この本では23本のローカルバス路線を紹介している。

ローカルバス路線の選定には片道100kmあたりという足枷を設けている。

だから、どのバス路線でも、、、えらく辺鄙な所まで走って行く。

ローカル鉄道はどんどん廃線になっているし、たぶんローカルバスも無くなっていくんでしょう。

バスに乗るのが好者には良い本だが、一般的な本じゃない。

何かのためになる訳じゃないしね〜〜〜。

コメント
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