中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

実生(みしょう)だから?

2022-01-24 01:01:23 | Weblog
今年は、八朔の実が鈴なり~。
義父が種から植えて、今年で50年程かしらん?
いつ頃からが、ポツポツ実をつけはじめ、お好きな方に持って帰っていただいております。
今年は、どうしたことか、EM生ごみ堆肥をやったにしても、異常な生りよう。。。

と思っていたら、先日、「ポツンと一軒家」の再放送の中で。。。
和歌山県のユズ農家さんが出ておられました。
奥様はタイの方で、40代のご夫妻が山に1200本のユズを植えて、お世話をしておられる。
タイ出身の奥様は、山仕事が大好きでとても楽しそうに働いておられました。

そのご夫妻がおっしゃった言葉。
「ユズの木は、実生で育てているんです。
接ぎ木は、育ちが早くすぐに実をつけるようになるのですが、何年かすると弱って枯れてしまうのです。
でも、実生で生えたユズは、年月が経つほど、勢いが良くなるんです。」
そうおっしゃって、
「これが、種から植えて4年目の木です」と指さした先には、50センチ程に育ったユズの木がありました。

そ~だったのか!
義父のユズは、実生だから年々、元気になってきたのか。
私が嫁に来て、すでに43年。
その頃は、まだ実がなっていませんでしたが、すでに、3メートル程には育って、青々と茂っておりました。
今年は、重たいほどたわわに実をつけ、ユズ農家さんの言葉がすごく納得できました。
あまりの苦さと酸っぱさで、まだ食べていませんが、もしかしたら、少しはまろやかになっているかもしれませんね。

そう考えると、屋久島の縄文杉だって、絶対に実生で生えてるんですよね。
日本中にある大木、樹齢何百年、何千年の木が接ぎ木であるはずがないのだから。
人工的に育ったものでなく、自然に育つということは、こんな風に生命力にあふれたものなのかもしれない。

海の魚も陸の動物も自然に生きているものが、ある日病気になって天寿を全うする前に、海にプカプカ浮いているってなこと聞いたことありません。
動物も植物も自然に生きている物はすべてが、天寿を全うできるように身体の中に極上のシステムを持っているのだと思います。

なのに、人だけが、システム異常を起こして病気になるはずがないと思うのです。
本来備わっているはずの特別なシステム(自然治癒力)が働けなくなる理由は、何でしょう。
自分自身をもっとよく知って、信じて、その極上の自然治癒力を破壊するような行為だけは、避けたいと思います。





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