足揉みに来られる中高年の女性に、「何かストレスありますか?」とお尋ねすると、たいていの方が「夫がストレス!」とおっしゃる。
反対に、「夫のストレスの一番は、妻の不機嫌!」て言葉があるくらいだから、ま、お互い様か。。。
最近揉み始めた50代女性も、
「最近は、夫の顔をまともに見たことがありません」とおっしゃった。
見たくないのか、無関心なのか。。。
この方の場合は、これから足と脳に頑張っていただきましょう。
その、「夫がストレス」とおっしゃっていたご夫婦のお話しを何組か。。。
まずは、ぱくちゃん娘夫婦。
6年前に、石巻の仮設住宅に足揉みボランティアに行ってた夜、ホテルに娘からの電話。
「今から、荷物まとめて姫路に帰る!!!」何事ー!?
「まあ、まあ、帰りにそっちに寄るから、待っておくれ(当時は神奈川県に住んでおりました)。」
で、石巻の帰りに寄って、婿殿の顔をじーっと見てみた。
人相、悪ない。
ただただ、疲れていたんだと思う、二人とも。
当時、フルタイムで働いていた娘も家事のすべてと仕事で。
30代の婿殿も、朝早くから出勤、夜12時、1時の帰宅。
その後、婿殿が幸か不幸かひどい腰痛になって、私が毎月足を揉みに行くこと6年目。
娘の仕事がアルバイトに代わったこともあり、少しはゆとりが出てきたか。。
いやいや、これは、足揉みで免疫力が上がったせいだと言い切れる。
娘の足揉みは、まだ2年足らずだが、療術師になった娘は、他の方を施術することでも自分の免疫を上げているでしょう。
今月、行った時、今までなら自分が疲れてるとき、婿殿が何かカチンとくることをやったら、腹がたってたけど、今はそれがなくなってると言う。
それそれ、それが足揉みによる、気力のアップ。気力が上がると感情の乱れがない。
感情が安定していると、体がとても楽。
ということで、娘夫婦は今では、平穏無事に暮らしております。めでたし、めでたし。。。
次のご夫婦。70代後半のくにちゃんと80代のご主人。
くにちゃんはもう足揉み歴、10年程になりますか。最初は、おばあちゃんという感じでしたが、今ではお嬢さん(背中もまっすぐ、軽やかな足取り~)。
10年前の足揉みを始めた頃。。。
ご主人が次々病気をされて、心配してあれこれ言うのに、ご主人が聞かない(よくある話)。
食事も良かれと思って、色々工夫するけど、イラン!と。
で、ムカー!となる。
「好きにしてもらったらどうでしょ」と言うても、
「できません。見たら、つい、言うてしまいます!」愛情があるのか、苛立つのか、どっち?
そのうち、ご主人の足も別の療術師さんが揉んでくれるようになって、彼の免疫も上がってきたのでしょうか、くにちゃんのお出かけに、いちいち文句を言うこともなくなりました。
今では、くにちゃんもご主人の言動に、苛立つこともなくなり、こちらも平穏無事に暮らしておられます。
たまに、顔を出されるご主人も、昔と違って若々しい。お元気やね。
三組目。
70代のご夫婦。足揉み歴、奥様は10年以上、ご主人も10年近く。
ご主人は、昔から生きる死ぬの病気や事故いっぱい。奥様は、気が気じゃなかったでしょう。
病気になると、気が弱くなるのは、みな同じ。
鬱っぽくなって、このまま死んでしまいたいと、気が弱ったご主人は奥様を離さない。
病気のご家族と一緒に暮らすことは、マイナスエネルギーを受けるのか、かなり弱る。
でも、根気よく、中断することなく足揉みを続けてくださり、入院されたら、病院まで追っかけして揉ませていただきました。
内心、大丈夫かー、これ~。
と言う状態もありましたが、ご主人は見事復活。
看病疲れで、食事がとれなくなっていた奥様も、足を信じて揉んでいたら(私にはこれしかできません)、何とか元に戻りつつあります。
先日、おうちにお邪魔したら、裏庭に鶏を放して散歩させておられました。
ご主人は、小屋のそばに座って鶏に呼びかけ、奥様はせんべいを砕いて、これまた名前を呼んで、食べさせる。
穏やかで幸せな時間が流れている。。。
山沿いの静かな村。周りは緑の山々。
「本当に、いい環境ですね~。ここに座って、1日中、本を読んでいたいです」と言うような、癒される場所。
「いいでしょう?私、ここが大好きなんです」と奥様。
そんな場所に、お二人の静かな生活。
「あまり主人のことが気にならなくなってきました」とおっしゃる奥様の気力はかなり高そう。
このまま、平和な時を過ごされますように。
4組目。
このご夫婦は、足揉みをする前から、とても仲良しさんでした。
ご主人が前立腺がんでがんセンターに通院中と言う9年前に出会いました。
今は、88歳と86歳のご夫婦。
ガンは、とっくに消えてしまって、奥様が心臓と肺の持病で、たまに発作が起こり入院されます。
最初の入院が4年程前。
それまでは、ご夫婦二人、布団を並べて寝る前の1時間程を、あれこれお話しして過ごしておられましたが、退院前に、介護ベッドが入り、二人別々に眠るようになりました。
それでも、10時に布団に入って、1時間程しゃべって「はい、お休みね」って眠るんですと奥様。
先日、お邪魔したとき、「どっちかが死んだら、もう話ができないね。寂しいやろね~」と、おっしゃる。
二人とも、働き者。そして、相手をとても大切に思ってる。
全部は知りませんが、少なくとも相手のことをストレスと思ったことはない様子。
二人一緒だから、きっとお元気なんだね。
足揉みで、気力が上がって仲良くなった例ではないけど、病気とうまく付き合うお手伝いはできていると思われます。
後は、このままずーっと平穏な日々が1日でも長く続きますようにと願いながら、揉んでいます。
以上、足揉みでご夫婦が仲良しさんになりました(少なくとも相手のせいで健康被害を受けなくなった)という例でした。
ふと、隣でテレビを見ている夫の腕をつんつくして、スキンシップを図ろうとしたら、
「何すんのー!また、そないして、僕をイジメるー!やめてんか~」と、はたかれた(夫、今年70歳)。
イジメるって。昔は、蹴っ飛ばしても、寄って来はったあんさんが、何言いますのん!
反対に、「夫のストレスの一番は、妻の不機嫌!」て言葉があるくらいだから、ま、お互い様か。。。
最近揉み始めた50代女性も、
「最近は、夫の顔をまともに見たことがありません」とおっしゃった。
見たくないのか、無関心なのか。。。
この方の場合は、これから足と脳に頑張っていただきましょう。
その、「夫がストレス」とおっしゃっていたご夫婦のお話しを何組か。。。
まずは、ぱくちゃん娘夫婦。
6年前に、石巻の仮設住宅に足揉みボランティアに行ってた夜、ホテルに娘からの電話。
「今から、荷物まとめて姫路に帰る!!!」何事ー!?
「まあ、まあ、帰りにそっちに寄るから、待っておくれ(当時は神奈川県に住んでおりました)。」
で、石巻の帰りに寄って、婿殿の顔をじーっと見てみた。
人相、悪ない。
ただただ、疲れていたんだと思う、二人とも。
当時、フルタイムで働いていた娘も家事のすべてと仕事で。
30代の婿殿も、朝早くから出勤、夜12時、1時の帰宅。
その後、婿殿が幸か不幸かひどい腰痛になって、私が毎月足を揉みに行くこと6年目。
娘の仕事がアルバイトに代わったこともあり、少しはゆとりが出てきたか。。
いやいや、これは、足揉みで免疫力が上がったせいだと言い切れる。
娘の足揉みは、まだ2年足らずだが、療術師になった娘は、他の方を施術することでも自分の免疫を上げているでしょう。
今月、行った時、今までなら自分が疲れてるとき、婿殿が何かカチンとくることをやったら、腹がたってたけど、今はそれがなくなってると言う。
それそれ、それが足揉みによる、気力のアップ。気力が上がると感情の乱れがない。
感情が安定していると、体がとても楽。
ということで、娘夫婦は今では、平穏無事に暮らしております。めでたし、めでたし。。。
次のご夫婦。70代後半のくにちゃんと80代のご主人。
くにちゃんはもう足揉み歴、10年程になりますか。最初は、おばあちゃんという感じでしたが、今ではお嬢さん(背中もまっすぐ、軽やかな足取り~)。
10年前の足揉みを始めた頃。。。
ご主人が次々病気をされて、心配してあれこれ言うのに、ご主人が聞かない(よくある話)。
食事も良かれと思って、色々工夫するけど、イラン!と。
で、ムカー!となる。
「好きにしてもらったらどうでしょ」と言うても、
「できません。見たら、つい、言うてしまいます!」愛情があるのか、苛立つのか、どっち?
そのうち、ご主人の足も別の療術師さんが揉んでくれるようになって、彼の免疫も上がってきたのでしょうか、くにちゃんのお出かけに、いちいち文句を言うこともなくなりました。
今では、くにちゃんもご主人の言動に、苛立つこともなくなり、こちらも平穏無事に暮らしておられます。
たまに、顔を出されるご主人も、昔と違って若々しい。お元気やね。
三組目。
70代のご夫婦。足揉み歴、奥様は10年以上、ご主人も10年近く。
ご主人は、昔から生きる死ぬの病気や事故いっぱい。奥様は、気が気じゃなかったでしょう。
病気になると、気が弱くなるのは、みな同じ。
鬱っぽくなって、このまま死んでしまいたいと、気が弱ったご主人は奥様を離さない。
病気のご家族と一緒に暮らすことは、マイナスエネルギーを受けるのか、かなり弱る。
でも、根気よく、中断することなく足揉みを続けてくださり、入院されたら、病院まで追っかけして揉ませていただきました。
内心、大丈夫かー、これ~。
と言う状態もありましたが、ご主人は見事復活。
看病疲れで、食事がとれなくなっていた奥様も、足を信じて揉んでいたら(私にはこれしかできません)、何とか元に戻りつつあります。
先日、おうちにお邪魔したら、裏庭に鶏を放して散歩させておられました。
ご主人は、小屋のそばに座って鶏に呼びかけ、奥様はせんべいを砕いて、これまた名前を呼んで、食べさせる。
穏やかで幸せな時間が流れている。。。
山沿いの静かな村。周りは緑の山々。
「本当に、いい環境ですね~。ここに座って、1日中、本を読んでいたいです」と言うような、癒される場所。
「いいでしょう?私、ここが大好きなんです」と奥様。
そんな場所に、お二人の静かな生活。
「あまり主人のことが気にならなくなってきました」とおっしゃる奥様の気力はかなり高そう。
このまま、平和な時を過ごされますように。
4組目。
このご夫婦は、足揉みをする前から、とても仲良しさんでした。
ご主人が前立腺がんでがんセンターに通院中と言う9年前に出会いました。
今は、88歳と86歳のご夫婦。
ガンは、とっくに消えてしまって、奥様が心臓と肺の持病で、たまに発作が起こり入院されます。
最初の入院が4年程前。
それまでは、ご夫婦二人、布団を並べて寝る前の1時間程を、あれこれお話しして過ごしておられましたが、退院前に、介護ベッドが入り、二人別々に眠るようになりました。
それでも、10時に布団に入って、1時間程しゃべって「はい、お休みね」って眠るんですと奥様。
先日、お邪魔したとき、「どっちかが死んだら、もう話ができないね。寂しいやろね~」と、おっしゃる。
二人とも、働き者。そして、相手をとても大切に思ってる。
全部は知りませんが、少なくとも相手のことをストレスと思ったことはない様子。
二人一緒だから、きっとお元気なんだね。
足揉みで、気力が上がって仲良くなった例ではないけど、病気とうまく付き合うお手伝いはできていると思われます。
後は、このままずーっと平穏な日々が1日でも長く続きますようにと願いながら、揉んでいます。
以上、足揉みでご夫婦が仲良しさんになりました(少なくとも相手のせいで健康被害を受けなくなった)という例でした。
ふと、隣でテレビを見ている夫の腕をつんつくして、スキンシップを図ろうとしたら、
「何すんのー!また、そないして、僕をイジメるー!やめてんか~」と、はたかれた(夫、今年70歳)。
イジメるって。昔は、蹴っ飛ばしても、寄って来はったあんさんが、何言いますのん!