中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

必読書。

2018-09-04 23:49:50 | Weblog
中村仁一さんの本。
京大医学部を卒業。老人ホーム付属の診療所所長さん。



以前、同じタイトル「大往生したけりゃ医療とかかわるな 自然死のすすめ」というのを書かれていまして、今回のはその続編。
京都で市民グループ「自分の死を考えるつどい」というのを主催されています(260回以上になるそうな)。

自らを「死にぞこない高齢者の真打」と呼び、家族には自分が倒れても絶対救急車を呼ぶなかれと厳命しておられる。
毎年、大晦日と元旦には、自分で買ったダンボール棺桶に入って、過ぎし日々と今年のことを考える。

この2冊、60以上の皆様には是非必読書として手元に置き、暗記するほど読んでいただきたい。

本を読み進むうちに、中村先生の悲痛なまでの思いが伝わってきて、今月の新幹線読書本だったのですが、読み終わって新幹線の中で読書カードを書き、東京駅のポストに放り込んだ。

ただただ、同感!先生、まだくたばらんと頑張れ!

「世界に冠たる日本の医療保険制度が風前の灯火」
「自分のような真打は、若い世代のことを考えて、医療費を使うな」 ご同輩よ!と叫んでおられます。

日本人は、食べなくなったら無理やりにでも食べさそうとするが、食べなくなったらすでに体は「死にモード」に入っていると考えるのが他の国の話。

手の麻痺がない限り、目の前に食べやすいように並べられた食事に手をつけないなら、そのまま下げる。それが外国。
無理やり、口を開けさせて、押し込むのが日本。これを、介護拷問と言うんだと。

「痰の吸引」と言う、恐ろしく苦しい医療行為がありますが、これもただ、水分を余分に与えすぎた結果のこと。
点滴や胃瘻、鼻腔栄養など、体がもう要らないと言ってるにも関わらず、強制的に水分を与えた結果、喉から痰が染み出してくるんだそう。

あれは、義父母や実家の父もされたけど、ひどく苦しいものでした。
でも、仕方がないのかと見ていましたが、思い出してみれば、自然死に近い母は、一度もしていない。
家に帰ってからは、食べられる分と飲める分だけしか与えなかった。
点滴も何もなく、そのまま、いつの間にかなくなっていた。

でも、父は最後まで病院にいたので、「せめて水分だけでも入れてあげないと、細胞が辛い」と言われ、生理食塩水の点滴をされていました。
要らなかったんだね、あれも。

医療が関われば関わるほど、死に辛くなるのだろうか。

今日の80代女性。
「苦しい死に方だけは、したくないわね~」
「今、探してますから、もうしばらく待っててね」

はよ、せにゃ、間に合わんぜよ。











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スゴ!

2018-09-04 23:34:10 | Weblog
台風21号が大阪通過。

今まで、みたことない光景が、続々とテレビに流れる。

道路にのあちこちに横転した車が、転がってる。
風速50メートル以上、という強風で吹き飛ばされた。

関空が水浸し。
連絡道路にタンカーがぶつかって、道路がズレて関空に5000人が孤立してる。
停電して、電気もつかずエアコンもなし。

空港内のコンビニもすっからかん。
関空には10000人が三日間過ごせるだけの備蓄があるそうな。さすが!
道路の復旧も、飛行機がいつ飛ぶのかも未定。

渡月橋の欄干は倒れとるし、京都駅の高い天井からは、割れたガラスが落ちてきた。スゴ!

視聴者の皆さんの動画が次々と流れる。
トタンの屋根が引っペがされて、宙を舞う。
折れた木々が走行中の車の前に落ちてくる。

大阪の被害が一番大きかったのか、どこのテレビ局も大阪メイン。
この間、地震もあったし、大変でしたね~。

姫路は今回は台風の西側だったので、無事。
午前中、キャンセルされた方があったので、午後の80代の方の所に時間を早めて行ってきた。
家から10分程の距離だったから大丈夫と思ったのですが、帰りがちょうど12時過ぎ。

只今、神戸に再上陸した頃?
吹き飛ばされないように、ハンドルにしがみついてゆるゆる~と帰ってきました。

あー、やれやれ。。。

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