恥ずかしながら、群馬の総理大臣経験者である。
中曽根康弘・・・帝国大学を出て、大戦にあっては「海軍将校」だった男だ。
たぶん・・群馬の地方新聞・上毛新聞だった気がするが、この中曽根という男が、戦時中の自慢話を繰り広げ(今となっては・たぶん・不覚にもと思っているかしら?)、果ては、彼の率いた3000人の大隊は、現地の女(原文のまま)に手を出したり、博打がおうこうしたりするので、(ガス抜きに・・・注は俺)従軍慰安所を作ってやった。
と、語っていたのだった。
あの文章は是非今こそもう1度読み、白日の下にさらしたいと、最近ずっと気になっていた。
色々手を尽くして、やっと「本を確定し」、入手したのだった。
海軍主計大尉・・・海軍に有って、会計やら、給与やらを取り扱う親分である。
この本で、中曽根は、見事に、急な任務、そしてその時間制約の中、任務をやりとげ、達成感はすばらしいものだったなどと、自慢話満載なのだが・・・
従軍慰安所・・・・軍の関与や命令は無かったと、歴史を墨塗してほっかぶりしているわが国である。
侵略の事実に目を背けて「未来志向で」などと言っても、隣国との信頼関係が築けるのか?
しかし、紙・・・・・デジタルではない「紙」の存在感を改めて感じた。
この中曽根の、立場、その文章の中に、軍が関与して「従軍慰安所」を作ったのは、バレバレだんべ?
今どきは、ネットで探せば、この本は入手が可能か?
全文を読みたい方は、おすすめする。
今どき、この本が世の中から消え去ってほしいと思っている政治家は、多いかもなぁ・・・