パイナップルとみまごうばかりの「アダン」の実が浜辺の防風に生える、南の島。
葉は、縁にとがった部分を沢山つけ、生身の身体に触れると傷つく。
旨そうな実は、硬く、およそヤシガニ以外は、食べるものは居ない。
だが、沖縄らしい植物だなぁ。
明治の時代そして大正、昭和の初期と、この葉で帽子やら、小物入れやらと作られ、産業になった。労働者が集まられ、貧しい農村からやってきた人たちは、このアダンの実を見せられ「パイナップルがたらふく食べられる」と騙されてやってきたと、笑えない話があるのもアダンだ。
八重山諸島では、このアダンの新芽を食べる文化が有るが、マコモのような味わいで、旨いでよ。
写真・2016年伊江島。
やはりこちらも、海岸沿いの防風林によく見かける「ユウナ」の花だ。
大輪で開いた花びらは、大きな珈琲カップほどになる。
オオハマボウが名称・・・ユウナは方言だ。
朝に黄色に輝く花は、夕方には地に落ち、落ちた花びらは、オレンジ色になって、同じ花とは思えない風情になる。
写真・2016年伊江島。
ライフワークになって、2010年から創作が始まった、笠木透と雑花塾のCD文庫の第一巻・・・その1曲目に歌われる花だ。
およそありえない日本国憲法104条。
この自由さが、笠木透の属性であった。
そして、何と素晴らしい条文ではないか!!
改憲するとすれば・・・この104条を付け加える・・・・(禁句)
それはそれは美しすぎる自然・・・・まだ、さほど壊れていない(辺野古で壊そうとしているけど・・・)南の島の自然から命を感じた彼が、この104条に行ってしまうあたりが、すごいとこさ~~
もう二年ほど行けていないなぁ~。
忘れられないのはアダンにぎり。
一度しか食べれていなくて探してもどこにもないの。
幻のようなにぎりになってしまっています。
妥協してアダン天ぷらでも許せるんだけど....。
食べたぁ~い。
三宅洋平も、憲法に環境権を加えたいと言っていた。
考え方が違うのはあたりまえ。それをとことん対話して折り合いできるところを見つける、そのために俺は外務大臣になりたい、と。
夢を語る若者・・絶滅危惧種・・w
豊かにすべき条項はあるかも?
変えたいやつらの意図はちがうけどね・・
洋平君、いいんでないかい?