泡盛の蔵・・・・現在44の製造会社と2つの協同組合がある。俺が沖縄に通い始めた頃は、48の蔵があった。
元々、いわゆる大きな会社ではなかったし、本島以外の小さな島も、島のためのと言ってよい小さな蔵で作っているものだから、蔵の数は多い。
通い始めてから、宮古の「千代泉」が後継者がなく、蔵が消滅した。廃業から1週間ぐらいに知ったので(その時は沖縄にいた)、土産屋など数件あたったら、1本見つけ、家の在庫と合わせ2本になり、やがて1本は飲んで、今ある1本は恐れ多くて飲めないでいる。ネットでは、700円程度だった3合瓶が1万円ほどになっている浅ましさ・・・
そして写真の与那国の銘酒「舞富名(まいふな)」・・・先代社長が亡くなって、蔵の存続が危ぶまれたが、弟子が引き継ぎ安堵したが・・・・どうも昨年暮れまでには、廃業したようだ。
ラベルが素敵だった。日本で一番大きな蛾「ヨナグニサン」がいい。モスラのモデルになった蛾だ。わしゃ、ラベルが好きで、空き瓶を保存しておいた。
それがまぁ・・もう飲めないのだ。
ネットで検索したら、ご多聞にもれず、驚きの値段になっている。(そこまでして入手は絶対しない)。
参ったなぁ・・・・・
泡盛の消費量は頭打ち。まず地元の若い人たちがあまり飲まないらしい・・・・
このまま行けば、小さな島の小さな蔵は、作りてが亡くなるごとに、後継者の問題で廃業が続くかもしれない・・・
怪しそうな(俺の独断で、存続が・・・)蔵の酒・・・今度行ったら入手しておこう・・・・・・
そして、現地では泡盛をたくさん飲んで、泡盛の繁栄に貢献するのだ!!!!
泡盛、唄・三線、旨い魚、美しい空と海…絶対必要!!