佐野民商の会長から、旨いと評判の佐野の蕎麦屋を聞きつけた。実にわかりずらい場所にあったが、なんてことはない、俺の行く温泉&足つぼからは、5分ほどの場所だった。
側を湧き水からの川が流れ、田んぼの中の店だった。
平日でも混む・土日は並ぶと聞いていたが、店のたたずまいは、田舎の定食屋って感じ?
店の前にある、灰皿と綺麗なベンチは、確かに並ぶことが想像できた。しかし、店の外観は「蕎麦の名店」ってな、雰囲気では無いなぁ・・・・
平日11時半・・・・「てんぷらが無い」ってのは、少しショックだった。後で調べたら、こんな日が結構あるようだ。
客は一杯で、後から後から、やってくるが、並んで待ちの状態ではなかった。土日は並ぶだろうなと思われた。
「うどん・そば」とあるが、ほとんどの方は蕎麦だな。他にカレーやカツ丼も人気らしい。
少し前なら、カツどんとのセットが食えたが、今は無理だな。カツ丼も食いたい。
栃木は「大根蕎麦」なる、昔は自家製の蕎麦の増量剤として茹でた大根が混ざる・あるいは蕎麦の上に乗る、ローカルフードがある。
俺が紅顔の美少年だったころは、母親が打った蕎麦に大根が混ざる「大根蕎麦」が良く食卓に上った。多分栃木が有名ながら、両毛の食文化だったに違いない。
増量剤ながら、この大根蕎麦は、実に美味しく、猛暑の時期には、好んで食べたい蕎麦だ。
他、ニラ蕎麦なんぞもある。
天ぷら大根蕎麦にしたかったが、てんぷらが無いので、ついつい出来心で「大盛大根蕎麦」にしてしまった。
この店「元祖大根蕎麦」の店と、ネットなどでは書き込まれている・・・・
いや!!!旨い!!麺も良し・汁の甘辛も申し分ない。なお、汁は濃厚でなく、さらっとしている汁だ。リピート決定の店だった。
いつか「大根てんぷら蕎麦」そして「カツどん!」
混んでいるのに、注文から出てくるまでが、さほど時間がかからずであった。厨房の人数もしっかりしている。
食べ終わる間際を、しっかり狙って、蕎麦湯が出てくるあたりも、なかなかの店だったな。
常時、ナマズの天ぷら(単品)が食えるのも嬉しい。
うちの家族も年数回あちこちでかけていました。