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今年も、地元の、パワーあふれる、ネーネやおばぁ・・から声がかかって、出演できることになった。
幸せである。フォークは、人前で歌ってなんぼだからねぇ・・・
それにしても、24年・・・・この国の男ときたら、仕事がぁ・・などと、ぬかして、政治や経済がどうなろうと、引きこもりなのに、女性のパワーは、生真面目で、積み上げることを厭わず立派だと、俺はかねがね敬服しているのだった。
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調子の上がらないささくれは、必死に練習していた・・・たぶん、このロストで初めて人前で披露する「ホーボーズララバイ」に結構なフレーズを間に合わせてきたので、その反復練習だったと思う。
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午前中は、平和・子育て・暮らしなどの分科会が各部屋で行われていて、受付や販売なども、昼近くなって整い始める。
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本日の「ギャラ!」・・・・ちと、薄味だった。
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さて、ロスト、全員出場で、気合の入った演奏が出来たと思う。
フォークは世間に謀反する音楽だでよ。
こんな、危なっかしい世界と日本だぜ。歌わずにはいられないわな。
笠木透を1曲・俺の訳詞のやつ2曲・追悼の歌1曲と、結構冒険だった。
アンケートなどで、かなりの評価だったと、主催者に言われ・・・こっそり、胸を撫ぜ下したぜぃ・・・・
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なんだか、館林の教育長があいさつ。
まあ、こういう方も引っ張り出す(出せる力・・・?)あたりが、おばぁの実力だわな。
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午後の全体会、メインの講演が始まった。
白鳥 勲さん!
さいたま教育研究所副所長・彩の国こども、若者支援ネットワーク代表理事って肩書だ。
こんな活動をしている方で、素晴らしかった!興味のある方はクリック!
そんなに手間は取らせない・・・これ、クリックして読むべきだよ。
見事な迫力で、学者ではなく、実践家である彼の日々の実戦で蓄えた論理は、圧倒的だった。
新自由主義の生み出した貧困・格差・・・それが、貧困が貧困を生んでゆく連鎖となって、恐ろしく増殖しているこの国の闇が、恐ろしかっただよ。
僕の解釈なんぞより、彼が示した、色々な数字を載せておく。
①子どもの貧困率16.3%の世界・・・2世帯月14万の生活費・母子世帯の貧困率54%。
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これが、現実のすごいグラフだよね。
最後に彼のこんな話を載せておきます。
1995年ころまで、例えば旅行積立を滞納している生徒の修学旅行は「子供に責任は無いから」と、大人の教員たちが、色々工面して、何とかした。給食費も滞納している子供たちについて「子供に責任がない」ので、「食べさせない」という選択肢は無かったし、教員はそこは頑張ってきた。だが、1995年以降、新自由主義のイデオロギーと「競争の原理」が政治の中で推進され、行政がそうさせられることで、変わって行ったという。
曰く「自分の懐が温かくなるなら他人はどうでもよい」「「それは自己責任だ!」というイデオロギーと、人間の能力開発にはあらゆるところに競争的環境を作り、勝者は優遇する。敗者には罰を与える。勝ち負けをはっきりさせれば、必死で勉強し、規律を守り頑張るという原理だ。
このことで、教育現場でも、旅行に行けないのは自己責任・弁当を食えないのは自己責任となっていった・・・・
さて21世紀の入り口は過ぎた昨今・・・「自己責任」って声でかいよな・・・この国!