青年期の地球・・・生物の頂点に君臨し、どうもあまり「良いことは」していなような、僕ら人類。
地球の命はどこからやってきて、僕の体を作ったのだろう?
そんな科博の「夏休みイベント」に行ってきた。自由研究をここらで、あんちょこに仕上げようと?お母様&小学生で満員だったぜ!
生物群の爆発的な多様化を残すカンブリア爆発・・・その現場のバージェス動物群の、化石も実物で、やっぱし実物はいいねぇ。
アノマロカリス君!
現在知られている限りカンブリア紀最大の動物であり、当時の頂点捕食者(生態ピラミッドの最高次消費者)であったと考えられるのね。
結構レプリカ軍団も迫力。
わしらの祖先は「なめくじ」状態の生命で始まって、やがて「ねずみ」のような姿で恐竜におびえながら過ごしたのだった・・・
地質学の世界で有名な「K/Pg」境界。
この研究で、メキシコ湾への巨大隕石が落ち、地球を暗黒の闇が多い、白亜紀(K)と新生代古第三期(Pg)を区別する指標を得て、その白亜紀層と境界上位の新生代の地層との化石の比較などで、生命の絶滅・・・恐竜の大量絶滅とか、アンモナイト君の絶滅とか・・証明された有名な境界だわさ。
この境界を形成する含有物質が隕石由来なわけだ。
本物のアップ!・・・・・かけらでもいいから、欲しい!
さて、そのようにブースを進んでゆくと、いよいよわしらの祖先、霊長類のなってゆくのだ。
有名な「イーダ君」!
ドイツ・ハンブルクの化石見本市に出品された化石は、人類の祖先なのか・・・・!
霊長類は途中で原猿類と真猿類に枝分かれするが、"イーダ"はどちらに属するのか・・・・?!
やがて決定的な証拠が見つかった。足の骨・距骨が、人間と同じ形をしていたのだ。つまり、"イーダ"は進化の枝分かれに現れた原猿類と真猿類の特徴を併せ持つ移行種、すなわち「ミッシング・リンク」であり、人類の祖先でもあったのだ。
と、いうことらしいぜ!
実物化石・・この企画の目玉であった。
さすが、人類のブースになると、化石の数も少なく、ほとんどがレプリカであった。
アフリカで生まれた、僕らの直接祖先・・DNAを共有する人類の大移動は、地球の年代のほんの数センチだわな。
なかなか面白い企画だった・・・東京は明らかに館林より涼しい・・3度は違うな・・・そして風もあって、木陰は館林の住人にとっては天国であった。
さて、上野を後にして、新宿に向かった。
この企画が面白そうで、あかんべ山を共に過ごし、今は沖縄で結婚し、「陶芸」を頑張っているユキちゃんが、出店してるってんで、向かったのだった。
覚悟はしていたが、すごい人だかりであった。まずは、丸市ミートのブースでウインナなど食べつつオリオンビールにありついた。
読谷村の「焼き物・ヤチムン」が見事に並んでいた。昔は無かったのだが、ユキちゃんの蕎麦じょこがあって、日本酒用に購入・・・
パイカジではなじみの店長としばし会話。
ユキちゃん・・元気そうで何より!この子はあの人間国宝の流れをくむ「金城窯」で修業した・・・伝統的な色合いで、いい感じだ。
この子・・・化けるかもしれないな・・と、思った。しっかりした位置の作家になるかも・・とね。
何と!新宿通りは歩行者天国になっていて、東京のあちらこちらの「エイサー隊」がずっとエイサーを披露していたのだった。
じつに良い。
な、感じ。
思わぬサプライズで満足・・・やっと浅草にたどり着き、ビールでのどを潤した。
後日、歩行者天国でもらったパンフをみたら・・・
こんなコンサートも組まれていた・・・
事前に知っていたら絶対行ったのに・・・・この祭り・・・来年はチェックして、きっとこの面々がコンサートするに違いないので、絶対行くのだ!!