政府のみならず、進歩的と評された、評論家からも、「どうして日本人は冷たくなったのだろう?」とか「困っている地域があったら、助ける、そんな日本人の助け合い精神は何処へ行った?」とか、声が大きくなっている。
まあ、僕は、沖縄を見てみぬふりを続けている、本土の日本人の精神性をあまり信じてはいないのだが・・
このガレキについても、「一億総玉砕」はいやだな・・と、思っている。
問題は、政府の当初からの隠蔽体質や、今もって東電や、原子力村の企業・学者に擦り寄る姿勢に、国民が「政府を信じていない」ところにあると思っている。
おらのところにだけは、葬儀場や焼き場はいやだ・・
とかは、エゴだ。
それを、他の地域に押し付けて、自分だけ快適・・と、この差別の構造が「原発を地方の貧しかった地域への立地」とか「日本の米軍基地の75%を押し付けて沖縄がある」問題とかになっている。
放射線管理区域が、厳密に法律で区切られ、管理を要求されている。
しかし、原発の爆発以降、政府自ら、この法律を破り、今だ福島の多くの町や村には人が暮らし、考えられない線量の場所で、子供達が学校に通っている。
除染・・と、表土を削った土を、他地域に埋め立てようと、住民の反対に会い、住民がいさかう事態が生まれている。
やるせなくなった、汚染された地域の住民は、剥ぎ取った土を持って、政府を訪れ、東電の敷地に埋めろ!と怒りをぶつける。
その学校における放射能の受容基準さえ、明らかに、法律に違反していて、政府を信じろとは、片腹痛いはなしなのだ。
信じられないから、ガレキで、汚染が広がる気がして、受け入れに躊躇してるんだよ!
検査の体制・どういう数字なので、このガレキは大丈夫と、根拠が信じられれば、困っていれば助けるってもんだ!
浪花節では事はすまない。
後だしで、あれはひどいものでした・・・と、いつもの手だから、ダメなんだよ!
そして、こんな事実もさらに、不安に拍車をかけるんだな。
これだけ騒がれているから、食品の検査はさすがに大丈夫なんじゃない?
と、俺も思いたいが・・
その矢先に、福島の切干大根やら、岩手の干ししいたけやら・・・
東電もな!御用学者に貢ぐ献金があったら、こうした検査に血道をあげろってんだ!
俺の大事な楽しみ・・・山菜・きのこ・渓流・・・・家庭菜園・・・・
東電さんよ!この余命を楽しく生きることを奪った補償しろってんだ!
俺もさ、りっぱな、被災者なんだぜ!あんたらの!