殿は今夜もご乱心

不倫が趣味の夫と暮らす
みりこんでスリリングな毎日をどうぞ!

どうにも止まらない

2018年02月14日 08時17分11秒 | みりこんばばの時事
困ったわ。

お幸せを願う一心でずっと我慢していたのに

一度解禁しちゃうと悪口が止まらない。

抑えていた分、重箱の隅をつつきたい気持ちがどんどんわいてきちゃう。


何かおかしい‥どこか胡散臭い‥

年を取ってくると、そういうアンテナの感度が高まってくるもので

それを経験と言うのかしらね。

そして年を取るにつれ、その感触にあんまり大きなハズレが無くなってくる。

これも経験かもしれないわね。

そうよ、アレらのことよ。


変な気分は、お相手が発表された瞬間に始まったわ。

以前記事にしたけど、スーツのボタンを全留めしてたじゃない。

三つボタンなら一番下は留めない‥

二つボタンなら下は留めない‥

元々は立ったり座ったりの動作で上着が傷まないように

という配慮らしいけど

うちには旦那と息子、3人の男が家にいるので

すごく気になるのよ。




で、あの男の子、ボタンを全留めしているから

いたずらに几帳面な性格かと思いきや

ワイシャツの第一ボタンは留めてない。

第一ボタンって大切なのよ。

だって窮屈だもの。

その窮屈をあえて受け入れて耐えるのが、服装における礼儀の基本よ。

ワイシャツの第一ボタンをはずしてるってことは

ただ今リラックス中ということで

礼儀よりも自分の首の楽を優先します、という意思表示なのよ。


わざとじゃない、知らなかっただけ‥

たまたまサイズの合わないシャツだった‥

なんて言い訳があるかもしれないわ。

だけど日本で一番、堅苦しいおうちのお嬢様のお相手として

出てきたのよ。

知らなかったでは済まされない。

あの場面で、サイズが合わないシャツを着るのも言語道断。

言い訳はできないわ。



日本一の姫様のお相手が、スーツの着方すらわからない男‥

この事実はショックだったわよ。

日本中に初お目見えする一世一代の場面で

留めなくていい上着のボタンは留め

留めなきゃいけないワイシャツの第一ボタンは外してるというチグハグが

彼の持って生まれた感覚であることは一目瞭然だわ。


チグハグって、危ないのよ。

「笑われないようにしたい」

「相手に恥をかかせないようにしたい」

そういう意識が無いってことだもの。

オリジナルや個性という言葉では誤魔化されない大切な何かが

すっぽり欠落していると思って間違いないのよ。

それをスルーできる母親の無知と呑気も

しっかりキャッチさせていただいたわ。


同時に、この子に男の装いを教えるような

しっかりした男性の身内がいないことも

アドバイスしてくれる友人や知人がいないことも

そしてそもそも「他人から見て自分はどうなのか」

この疑問が湧かない人種であることも、見て取れたわ。


つまりこの惨状の前には

まともな付き合いをしている相手がいないという現実が存在し

それはほとんどの場合、あちこちで不義理を重ねてきた結果なのよ。

自分の周りとマトモに交流できなくて、何が国際交流よ。

寝言言ってんじゃないわよ。


とまあ、ボタン一つでこれだけのことを考えてしまうのが

年寄りってものよ。

だから老婆心って言うでしょ。


彼のチグハグは、他にも現れているわ。

黒髪と紺のスーツで真面目を装っても

眉毛は青々と剃り上げて半分にしてる。



幼い顔立ちとは裏腹に毛深そうだから、伸ばしたらゲジゲジで

それがコンプレックスなのは明らかだけど

あそこまで眉毛を剃る26才は、なかなかいないわ。

元ヤンかチャラ男の証明じゃないの。

信用や信頼なんて、考えたことが無いからできるのよ。

マルチ商法で年寄りをだます営業マンだって

もう少しマシなはずよ。


あのしっかりした毛根じゃ、毎日剃らなきゃ間に合わないわ。

どんな顔して眉カットしてるのかしらね。

私はそこに、場末のホスト臭を感じてしまうのよ。

自分の経験から言うと

派手なおパンツ履いたり、白髪を染めてロングヘアを気取ることで

いっぱし愛人やってるつもりだった、夫のメンバーさんと同じ匂いよ。

媚びることで生き延びるという、楽ちんを選んだ者が放つ独特の匂いね。


ああ、困ったわ。

悪口が止まらないから、次に続くわ。
コメント (12)
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