殿は今夜もご乱心

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みりこん流・ニュースはこう読む

2017年09月29日 08時57分29秒 | みりこん流

隣の国が放ったミサイルが、日本の上空を飛ぶ時代になっちゃった。

危険な国とわかってはいるものの、周囲の目もあるし

さすがにそこまでは‥

そう考えていたけど、やりやがったわね。

日本人は、急増した天変地異のみならず

ミサイルにも怯えなければならなくなったわけ。


大きな国難を迎えたこの時期に

衆議院は解散、総選挙に踏み切ったわ。

多くの人の心中は、穏やかではないでしょうね。


でも、むやみに揺れないでいただきたいの。

9年前、マスコミと組んで夢のような政策を喧伝した民主党(当時)。

不況にあえぐ国民の多くは飛びついたわ。

「一回やらせてみたらいいじゃないか」

そう言って一回やらせ、国をますます弱らせた

あの失敗を忘れないでちょうだい。


今回も、マスコミをうまく使って

新党を立ち上げた都知事がいらっしゃるわ。

元プロなので、イメージ戦略はとてもお上手。

先に行われた都議選で、近々産休に入るとわかりきっている妊婦を

複数当選させた実績は、あきれるしかないわよ。

出す方も出す方なら、出る方も出る方。

生き馬の目を抜くと言われるお江戸には

お優しい有権者がたくさんおられることよ‥私は驚いたものだわ。

こういう実績はすごいんだけど、ご本人の方は

仕事でこれといった実績は、まだ残していらっしゃらないみたいね。


それでいて、今度は国政。

慣れた古巣だから抵抗が無いんだろうけど、かなりの欲張りね。

寄せ集めたお仲間は、はっきり申し上げてガラクタが大半。

政党を変えなければ当選が危うい人やら

イメージに乗っかって楽に勝ちたい人やら。


「野合的駆け込み寺政党」

ベストな表現だと思うわ。

他にも「野望の党」「絶望の党」と、素敵なニックネームが付いて

私のハートはくすぐられっぱなし。


地方在住者の私に、都政は遠い存在。

首都だから、回り回って地方にも関係するとはいえ

部外者や観客の気分が強くて申し訳ないけど

マスコミの使い方がうまい彼女には関心を持っているの。


当選からしばらくは、親切にも彼女の身の安全まで心配していたけど

今まで大丈夫なところを見ると、戦略の一つだったみたい。

おじさんやおじいさんを怒らせ、マスコミを利用して被害者の印象を作り

世論を味方につけて最終的に勝利宣言。

桃太郎戦法は、なかなか見ごたえがあるわ。


みりこん命名の桃太郎戦法とは

①敵を設定

②逆境の正義に回る

③家来登場

④世論を味方に付けて勝つ

⑤宝物を乗せた車は家来に引かせるが、持ち帰る先は自分の所


日本人が好む勧善懲悪のドラマを作り上げるプロデュースに

長けていらっしゃるみたい。

昔から、これに似た形でやってこられた人だけど

都知事選の立候補で完成したように思うわ。

公認をくれない自民党を敵に設定し、正義をアピール

逆境の自分に付いてくる家来を登場させて盛り上がりを促し

④、⑤につなげるパターン。

当選後も古参の都議、元知事、元総理など

設定する敵には事欠かなかったわ。


でも、何回もやると手の内がわかってくるわね。

「ひょっとして、ナメてんの?」

なんて気にもなっちゃうわよ。

こういう人は犬、猿、キジを

用無しになったらバッサリと、微笑みながら切るのもお決まりよ。


今後も何をやってくれるのかを楽しみにしつつ

心ある都民が感じておられる怒りと当惑は、いかばかりかと案じる今日この頃。

目の前で繰り広げられていることがパフォーマンスなのか

本当に日本のためなのかを冷静に見極められる

賢い有権者になって、と願わずにはいられないわ。


で、解散総選挙。

偉そうに言うわりに、難しいことはわからない私だけど

解散総選挙=開店休業。

それが私たち建設業界人の常識。

いつものことだもの、覚悟の上よ。

日本を本当に守れる人が、たくさん当選なさるといいわね。

コメント (6)
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