めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

地球の一生物として生きる

2015-06-20 16:43:09 | 大自然

私達の周囲の環境は、よく注意してみると、様々な生き物に溢れ
季節季節に感動的な姿で、日本の自然の美しさを教えてくれます。
特に、日本の自然は、春夏秋冬、太古の昔から日本人の心を感動させ
豊かな感性を育てて来たのです。

しかしながら、その美しい自然も、ここ100年程で、急速に破壊され、

世界規模でも、異常気象を伴う程の変貌ぶりです。
長い時代、大自然は世界の人々に豊かな食料を供給し、人類の発展に
大きな役割を果たしてきました。
そんな豊かな恩恵に預かり、私達人類は、地球上の頂点を成す存在となり、
今や、地球自体を変えてしまう程の、驚異の存在となってしまったのです。

世界中の富を自由に手に入れ、人類の発展の為に浪費してきました。

その結果、今や、世界的にあらゆる資源が枯渇し、残り少なくなった富を
獲得するべく、世界的に争いが生じています。
そんな中、かつては、争いに勝てば多くの富や資源が得られ、買った国は
多くの国民に豊かな生活を保障出来ていましたが、近年では、戦争の勝者が
豊かになると言う構図は描けなくなってしまいました。

つまり、世界の食料、物資、資源が枯渇し始めて来たからです。

多くの財を成す国は、その力の元、世界中から食料や資源を
手に入れられたのは、もう、過去の時代の出来事であり、
今や、手に入れる資源や食料自体が不足している時代となっているのです。

領土や資源を奪い合った戦争はもう過去のものであり、争う理由が、単に

民族同士の宗教や思想の違い等による、意地の張り合いやプライドの
ぶつかり合いと言った、メンタル面での戦いとなり、何の利益も生まず
人々の苦しを増長しているに過ぎません。

何の利益も生まない現代の戦いは、人類の、動物にない、醜い心の争い

でしか有りません。
つまり、人間が動物と違う一番大切な部分の醜さだけが残った争いです。
そんな、先の見えない戦いの間に、私達は、生きる原点を失い、
生物としての繋がりを忘れているのです。

生きるという事は、例え地球の頂点に立った人類と言えど、あらゆる生物と

食物連鎖の元、繋がっていなければならないのです。
人同士のお互いの思いやりや絆が必要なように、私達と地球上の生物との
繋がりが必要なのです。

大都会であっても、ちょっと耳を澄まし、目を見開いてみると、

様々な生物が生きている事を感じます。
そして、そんな沢山の生物と共に生きている事を感じる時
私達は、地球上の一生物として、命の存在を感じる事が出来るのです。



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