こんな事を書くと、皆さんに気持ち悪く思われるかも知れませんが、、
自分自身でも不可解な事で、何故か知りたいことなので書いてみます。
私が小学校の頃、田舎の我が家で、夕方、犬の散歩に行く役目は
ほとんどの場合、学校から帰って来た後の私の仕事でした。
当時、一歩町内を出ると広大な田園地帯で、幾つものクリークが
網の目の様に張り巡らされ、典型的な日本の水稲耕作地でした。
この、田んぼのあぜ道を、ペットと共に歩いていると、いつも嫌な
情景が浮かんできます。
昔は散歩に出ると、犬の首輪をはずし、自由に遊ばせるのですが、
その後、首輪をつけなおして帰宅するのが一苦労です。
そんな中、奇妙な出来事が起こります。
一目散に広い田んぼの中を走る犬を追いかけると、
何十m先に、蛇がトグロを巻いていたり、長々と横たわっているのが
見えます。私の大嫌いな生き物は蛇です。近くにいても、同じ空間に居ても
全身から鳥肌が立つ思いです。
しかし、この時は、草で覆われた田舎の道は、数メートル先まで地面も見えず、
まして、数十m先は全く見えません。しかし、突然、その映像が頭に浮かびます。
こわごわ近づくと、頭に浮かんだ姿と同じ姿で突然目の前に現れます。
犬を捕まえに行くために、通らなければならない道なので、恐々大きく回り込み
その危険地帯を回避します。
信じられない話ですが、いつもごく普通に頭に浮かんでくるのです。
当時は田んぼに居るカエルを食べに、多くの蛇が出没し、至る所で横に成ったり
トグロを巻いていて、とても恐ろしかったことを覚えています。
大人に成るまで、奇妙な体験は幾つもしてきたのですが、最近気になる事は、
大きな地震の前になると、無意識に、普段滅多に行かない量販店に出向き
トイレットペーパーやティッシュ箱、水、レトルト食品を大量に買い込みます。
食品は普段すべて妻が買うのですが、仕事の帰りに、何となく、降りるべきバス停を
通り過ぎ、いくつか先の量販店に行ってしまいます。
偶然かも知れませんが、阪神淡路大震災の時は十日ほど前に大量に買い込み、
東日本大震災の時は、一週間前に一か月分以上のトイレットペーパーやティッシュ
レトルトの白米、水、ラーメン類を買いました。
そして、数日前、またもや何年かぶりで、大量購入をして妻を驚かせました。
当然たまたまの事だと思います。
その後の地震も偶然でしょう。
しかし、突然、ペーパー類も水も食料も足りているのに、大量に買ってしまう事に
一体何なのか、小さい頃から嫌な物が先にあると見えてしまう様に、
恐ろしい事を前もって感じてしまうのでしょうか。
もちろん、妻や子供達は鼻で笑っていて、地震の後も全く信用しません。
久し振りにたくさん買ってから妻にその奇行を指摘され、またもやハッ!としてしまいました。
私の人生の中で、少なくとも、説明のつかない出来事がかなりありました。
何度も危険な目に遇って、あわやと思われる事件で全く無傷で生還できたこともあります。
これは一体なんなんでしょう。
久し振りの大量買いが、嫌な前兆でなければいいのですが。