めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

今年最後の日の出

2013-12-31 15:27:22 | 日記
今日は大晦日。
帰省して二日目になる。
風もなくて、とても暖かい。
朝方早く目が覚めたので、昇り始めた太陽に向かって
眠い目を擦りながらのんびりと歩く。
東京に比べてともかく空気が良い。

10分ほど歩くと河川敷に到着。
昇り始めた朝日が川面にオレンジの帯を伸ばし
滔々と流れる大河が美しい。

町も家並みも全く変わってしまったが、
ここに来ると昔の田舎が蘇ってくる。
故郷には昔から大河が流れている。
小学校の校歌にもなっているが、川と共に
成長し、今では当時の伯父さんの年齢になった。

それとともに両親も高齢になってしまった。
子供たちが仕事の関係上都会に住んでいるため
ずいぶん寂しい思いをさせてる。
時々兄弟が訪れてしばらく宿泊していくが
本当は誰かが一緒に生活しなければならない。
しかしながらどうしてもできないこのもどかしさ。
せめて帰省をしたときは一生懸命孝行したいと思っている。



   大河から昇る今年最後の朝日


   広い護岸を一人歩く

帰省のお土産、釣れたよ!

2013-12-30 12:07:19 | 日記
いよいよ帰省だ。
28日まで仕事を行い、29日は昼過ぎまでカラオケ。

夕方から釣りに出掛けた。江戸前の魚をお土産に
夜釣りに夕方から出発、今年は余り釣果が良くなく、
最近の寒さもあって、ボーズ覚悟の釣行だった。
陽が沈む頃いつもの釣り場に着く。

この日の釣りは護岸からの脈釣り、仕掛けは
針と糸の最もシンプルなものだ。
真っ暗な海の中に静かに落とし込んで行く。
海底まで自然に餌が落ちて来た様に演出すると、
ゆっくりと海面まで引き上げて行く。
すると、竿先がゆっくりとおじぎを二三度する。
しかしそのままゆっくりと仕掛けを引き上げ続けると、
餌が逃げると思い、一気に竿先を曲げる。
久しぶりの釣果だった。

今、高速道路を田舎に向けて走っている。
クーラーボックスの中には、昨日釣れた
メバルとセイゴが9匹入っている。

自分が探し続けるもの

2013-12-28 15:29:15 | 日記
今日で仕事納、一年は本当に早いものだ。
毎年の事ながら正月明けに一年の計を立てる。
しかしながら中々予定通りには進まないものだ。
今年は思いがけない事も多く、将来を考え直す
一年となった。

毎日がそのまま続くものと思いがちだが、
やはり予定とは違う展開が待っているものだ。
世の中が世界の流れに有無を言わさず巻き込まれて,
日本の将来が刻々と変わって行くように、我が家の
一年もドラマチックに変わり始めている。

そんな中で、やはり自然は毎年変わらないで
我々に心の安らぎを与えてくれる。
楽しいときも苦しいときも優しく見守っていてくれる。
人間の思いなんか本当にちっぽけな事だと教えてくれたり
弱ってきたときに勇気を与えてくれたりする。

やはり人間も自然の中の一部に過ぎないのだろう。
もっと自然に対して謙虚になり、くじけずひがまず
前をしっかりと向いて生きていきたい。

年を重ねてくると自分が多くのものに支えられ、
沢山の人達のお蔭で生かされている事を実感する。
自分も世の中の人に役立つ人間になりたいと思うが、
いつまでたっても未熟で自分の無能さに腹が立つ。

特別な筝をしなくとも身の回りからやっていけば
良いのだが、そんなことすら直ぐに忘れて目の前の
欲望に我を忘れてしまう。

人が人になりうるにはいったい何年かかるのだろう。
未熟だからこそ努力を重ねてきたのだろうが、
未熟ゆえに多くの間違いを犯してきた。
世の中の不条理に腹を立てつつも、己の不甲斐なさに
ため息が出る。

学生の頃沢山の本を読んだりして多くの偉人の生き様を
知った。いつか、自分を見つけ生きる意味を理解すると
思っていたが、いまだ答えが出ない。

深い闇の中でさまよう自分に光をあたえてくれているのは
家族であり友であり、素晴らしい自然の息吹だ。
来年こそは、とは言わない。
これからも自分が闇夜を照らす存在になれるよう
努力していこうと思う。

美しい辺野古の海

2013-12-27 17:10:05 | 日記
縄の辺野古の海が埋め立てられることとなった。
日本とアメリカの政治的もくろみの下で決定された、
沖縄の人達の気持ちを逆なでするものだ。

中には今の沖縄の生活向上を思い、賛成する方たちも
いるだろうが、本音はもうこれ以上沖縄が両政府間に
振り回されたくないと思っているのではないだろうか。

世界的にも美しいサンゴの海が広がる沖縄は、
学生の頃海洋生物の研究には最適だった。
丸一日客船に乗って、さらにはハシケを使って
上陸した離島は、それまで見たことないような美しさで、
見渡す限りのサンゴ礁と目の前を泳ぐ魚たちの群れは
まるで竜宮城だった。

当時はアメリカから返還されて間もなく、離島の海は
ゴミ一つない純白のサンゴ砂が敷き詰められていた。
魚達も我々を敵対視することなく、いつも周囲に群れて
触っても逃げる事は無かった。
そんな美しい海も次第に開発が進み、リゾートという
名のもとに、美しい海岸は埋め立てられ、陸は削られ
今では当時の面影は殆ど無くなってしまった。

しかしながら、多くの人の努力により、減少しつつある
サンゴの海も回復の兆しが見えてきた。
開発するだけでなく自然保全の運動が各地で起こり
沖縄の未来に夢を持つ方々も多くなってきた。

そんな中で相変わらず多くの土地がアメリカにより
基地化され、沖縄は巨大な軍事要塞の様になっている。
美しい海と裏腹に、ひとたび有事と成ればまた
あの忌まわしい戦争の最前線になる可能性を秘めている。
日本中がもう遠い過去の出来事のように思っている戦争が、
今の沖縄では続いている。

美しい沖縄の自然破壊は、多くの沖縄の方々の心も
痛めつけている。
本当に未来の日本を想うなら、国民の痛みが解かる
政治を求めたい。

恵比寿ガーデンプレスの光

2013-12-26 13:38:35 | 日記
昨日、仕事を終わったのが夜の八時半。
そういえば今日はクリスマス。
日曜日にパーティを行った為、もうその気分は抜けていた。
これから帰宅していつものように寛ぎ、眠くなるまで
テレビを見て過ごすことになる。

帰り際、昨日妻と話していたことを思い出した。
恵比寿のガーデンプレイスが綺麗だってね!って妻。
我が家からは歩いて30分もかからない。
東京に住むことになった当初は結構散歩コースとして
歩いたものだったが、最近10年程は殆ど足が向かない。
近くが渋谷という事もあって、何かというと渋谷を
利用する為、恵比寿の存在すらも忘れていた。

思いつくと、予定を簡単に切り替えてしまう性格上、
早速妻に電話。案の定、機嫌が悪い。
妻は予定を変えられたり、突然の思いつきで動かされる
私の訳の分からない行動が昔から大嫌い。
もう、髪の毛も解いて、化粧も取って寛いでいるのに、
これからガープレに行くと聞いてテンションガタ落ち。
でも、行けば結構その気になるタイプ。ともかく
40分後に現地集合となった。

恵比寿駅から長い動く歩道を歩ききると、すでに妻は
入り口で、遅いよー!!、といった顔つきで待っていた。
入り口を入ろうとすると、沢山のカップルが逆行してきた。
夜も遅くなりほとんどが若いペアだ。
我々は地元だよ、と言う顔で彼らの間を進んでいったが
単なるオジサンオバサンなのは解ってる。

沢山のイルミネーションがメインストリートに輝く。
至る所がシャッターポイント。
しぶしぶ呼び出された妻も次第にテンションアップ。
一枚二枚と写真を撮り重ねていく内に本性が!
モデルに負けない笑顔で様々なショット。
気が付けばほとんど妻の写真、夜景の写真は
半分にも満たない。

クリスタルの釣鐘の周りは光の芸術を楽しむ若者で一杯。
1時間もしない内に深深と冷えてきた。
若者の中で彼らと同じように夜景を楽しんでいたが
やっぱり寒さが応える。
早々に坂道を下り我が家へ直行。
ちょっと熱めの風呂が一番であった。



  恵比寿ガーデンプレスの入り口


  クリスタルの釣鐘が浮かぶ


  荘厳な輝きに魅了される