この日は午前中から東京マラソンの影響でコースに当たる
沿道はやたらと人が多い。
今日は特別に用事もなく、午前中から銀座に出向いて時間
潰しにカラオケに行くことになった。
地下鉄から地上に上がってみると、すでにスタートした
多くのランナーが川の流れの様に銀座の街を駆け抜けていく。
途切れずに走っていく姿は思わず見とれてしまう程だ。
カラオケを終わって外に出るともうすでにランナーは走り
去った後で、いつもの銀座の佇まいがのんびりと歩く人々と
共に日曜の穏やかな午後を醸し出している。
銀座から地下鉄で押上に向かった。もちろんスカイツリーの
ある駅だ。少し前にぶらりとこの地に立ち寄ったが、あの時も
ある意味時間つぶしにちょっと足を向けたのだった。
遠くから東京に時間とお金をかけてやって来る人たちには
申し訳ないが、私にとって都内はいずれも計画を立てて訪れる
という事は殆どなく、その日の気分で行先を決めるにすぎない。
前回は多くの店が並んだそらまちの各階フロアーはパスして
外の景色を楽しんだのだが、今回は中に入って各階の店を
覗いてみた。沢山の店舗と訪れた人々でごったがえす通路は
都内のデパ地下と何ら変わりない。やっぱりそうそう外に
飛び出てしまった。
この商業施設に併設された水族館に行ってみた。
前回年間パスポートを取得していたので、切符を買わずに
堂々と入り口を通り抜けようとした。
ところが、係員にストップをかけられた。えっ、何!
その係員はパスポートの写真と私の顔をライトのようなもので
見比べ十分確認して入場を許可した。
入り口が少し薄暗いこともあるのか、まるで侵入者でもチェック
するようなやり方はいささかカチンときた。
館内は浅草でマラソンを見た観光客が流れているのか、この日は
どの水槽の前も人だかりで、のんびりと優雅な魚たちを眺めると
いう訳にはいかなかった。
もし今日初めての入館としたら、この内容と料金ははっきり言って
高すぎる。やはりパスポートは正解だったようだ。
スカイツリーからは浅草まで寒風が吹き付ける住宅街を歩き
浅草寺の裏手から観光することとなった。
ここも今日はすこぶる人波があふれていて、拝観する人たちと
逆行する仲見世商店街はとてもまともに歩けない。
裏道を通って雷門へと抜けることとなった。
二年前に東日本を襲った大地震の後、閑散とした商店街を
誰にぶつかることなく拝殿まで歩いたのを思い出すが、
このラッシュアワーの様な人波がこんなにも早くやって来るとは
思ってもいなかった。ただ、この多くの人々が心から豊かな
日本の生活を満喫しているかと言えば、まだまだ答えは
ノー!!だ。見た目だけでなく本当に日本中が安心して
暮らせる豊かな国になる日が一日も早く訪れることを
願わずにはいられない。
沿道はやたらと人が多い。
今日は特別に用事もなく、午前中から銀座に出向いて時間
潰しにカラオケに行くことになった。
地下鉄から地上に上がってみると、すでにスタートした
多くのランナーが川の流れの様に銀座の街を駆け抜けていく。
途切れずに走っていく姿は思わず見とれてしまう程だ。
カラオケを終わって外に出るともうすでにランナーは走り
去った後で、いつもの銀座の佇まいがのんびりと歩く人々と
共に日曜の穏やかな午後を醸し出している。
銀座から地下鉄で押上に向かった。もちろんスカイツリーの
ある駅だ。少し前にぶらりとこの地に立ち寄ったが、あの時も
ある意味時間つぶしにちょっと足を向けたのだった。
遠くから東京に時間とお金をかけてやって来る人たちには
申し訳ないが、私にとって都内はいずれも計画を立てて訪れる
という事は殆どなく、その日の気分で行先を決めるにすぎない。
前回は多くの店が並んだそらまちの各階フロアーはパスして
外の景色を楽しんだのだが、今回は中に入って各階の店を
覗いてみた。沢山の店舗と訪れた人々でごったがえす通路は
都内のデパ地下と何ら変わりない。やっぱりそうそう外に
飛び出てしまった。
この商業施設に併設された水族館に行ってみた。
前回年間パスポートを取得していたので、切符を買わずに
堂々と入り口を通り抜けようとした。
ところが、係員にストップをかけられた。えっ、何!
その係員はパスポートの写真と私の顔をライトのようなもので
見比べ十分確認して入場を許可した。
入り口が少し薄暗いこともあるのか、まるで侵入者でもチェック
するようなやり方はいささかカチンときた。
館内は浅草でマラソンを見た観光客が流れているのか、この日は
どの水槽の前も人だかりで、のんびりと優雅な魚たちを眺めると
いう訳にはいかなかった。
もし今日初めての入館としたら、この内容と料金ははっきり言って
高すぎる。やはりパスポートは正解だったようだ。
スカイツリーからは浅草まで寒風が吹き付ける住宅街を歩き
浅草寺の裏手から観光することとなった。
ここも今日はすこぶる人波があふれていて、拝観する人たちと
逆行する仲見世商店街はとてもまともに歩けない。
裏道を通って雷門へと抜けることとなった。
二年前に東日本を襲った大地震の後、閑散とした商店街を
誰にぶつかることなく拝殿まで歩いたのを思い出すが、
このラッシュアワーの様な人波がこんなにも早くやって来るとは
思ってもいなかった。ただ、この多くの人々が心から豊かな
日本の生活を満喫しているかと言えば、まだまだ答えは
ノー!!だ。見た目だけでなく本当に日本中が安心して
暮らせる豊かな国になる日が一日も早く訪れることを
願わずにはいられない。