めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

我儘政治家たちの選挙

2017-09-30 14:44:53 | 日本人

トランプが世界の同盟国との調整を図り、安倍政権が、選挙に向け
日本中を奔走している間にも、北朝鮮は、着々と実戦配備の為の
軍事行動に移しています。
何とか、北朝鮮を世界の交渉の場に引きずり出したいとするトランプや
周辺の多くの国々の思惑如何に関わらず、もし恐れている事態となった時
自分達の生き残る準備を着々としているのが北朝鮮の現状です。

様々な評論家や政治家が、番組でその真意を知ろと頭を寄せ合ったところで、
彼らの意図は、周辺国が望む方向には全く向いていないのです。
例え、どんな強力な制裁処置を行ったとて、現実に、危険なミサイルが
周辺国のみならず、アメリまでも照準に入れている事は間違いなく、
何だかの理由で、どちらかが戦いの意思を無くさない限り、突発的に
近い将来確実に有事となると言ってもいい状態なのです。

日本国内においては、その危険性を感じつつも、常に、事が収まる可能性を
議題の答えとして論議されている事が多く、何処かで誰かが助けてくれる
と言った甘い考えの方が多いです。
その為、全ての事が、有事とはならないと言う前提条件の元に動いていて、
今回の衆議院議員選挙が行われるのも、国際情勢の悪化の心配よりも
自分達の地位の確保が一番なのです。

東日本大震災の数年前には、将来的にプーレート境界面で、巨大地震が起こり
関東大震災並みの被害が生じると、日本人の誰もが知っていたのですが、
その時は突然、予想もしない形で襲ってきました。
数十年以内には起こると予想するも、準備するまでもなく、その日は訪れました。
この大地震は日本の太平洋側で起こるとは知っていても、専門家も政府関係者も
その日を予想する事は出来ませんでした。
巨大津波を伴った未曽有うの被害は、時のリーダー達に、想定外、と言う
責任逃れの言葉に成って、如何に彼らが無能であったかを国民に教えました。

しかし、あの時の状況がまたもや再現される可能性が高いのです。
日本国民は、まるで人質となって、首元に包丁が付きつけられていると言えます。
所が、助けるべく政府や関係官庁の役人たちは、犯人が、縄をほどき、包丁を
投げ捨てるはずだと言って、安全な所で、拡声器を使って訴えます。
今にも殺されんと恐怖におののく国民を、見てみぬふりをして、自分達の新たなる
仕事の場を確保しようとしています。

つまり、彼らは、危険から逃れられミサイルが及ばない所に避難できる確信があり
国民を見捨てていると言っても過言ではありません。
しかも、内輪もめをしながら、お互いに自分のテリトリーの確保に躍起です。
思わず、政治家って、一体何なんだろうと自問自答してしまいます。
少なくとも、彼らは、私達国民の税金によって生かされているのです。
今回の総選挙に使われる費用も莫大なるものです。
それらの血税を使って、どれだけ私達国民の安全と安心を生むことが出来るのでしょう。

多くの政治家の弁舌持論を聞いていても、確かに専門的に多くの知識を持ち合わせ、
有能な人材と思われますが、彼らの言葉に、全く国民からの思いが入っていないと
感じるのは私だけでしょうか。
多くの時間を掛け、激論を交わした後、爽やかに、肩を組みながらお互いを称え
合う姿はスポーツマンであり、政治家の態度では有りません。
単に、お互いの政治家としての能力を称え合っているだけで、それらの激論が、
単なる評論であり批判であり中傷であり、少しも、国民の為に成っていないのです。


国会に於ける様々な審議決議は、確かに国民が健康で幸せに生活する為の方法として
大切なのですが、多くの場合、恒例の討論会と成っていて、政治家としての、国会での
仕事のノルマを果たしているだけで、国民が彼らのお陰で、自分達の生活が豊かに
成ったと実感できることは有りません。
今や、政治家も、タレントの様に、パフォーマンスは非常に上手になったのですが、
まるで、自分をアピールする番組作りをしている様で、国民は、視聴者として
テレビ画面の外で傍観しているだけと言えます。


国会審議に於いても、テレビ討論会においても、最初は、其々の分野からの意見を
出し合っているだけで、相手の主張を聞き流し、自分との考えの違いを確認し
自分の考えを正当化する事に躍起になっているだけで、討論を楽しむディベートを
している様にしか見えません。
さらに、自分の考えが通らなくなると、次は、お互いのミスや問題点を掘り出し、
罵り合うと言う、お決まりの国会審議に成ってしまいます。
この彼らの言葉の多くは、それまでに培った知識や経験を述べているだけで、
一体何のために話し合っているかの論点が消えています。
当然、国民は蚊帳の外であり、終わって見れば、自分達の世界を称え合うだけなの
ほんとに何の実にもならないトーク番組に成ってしまっているのです。


国民は、今や、安心安全を求めているのです。
自分達の生活が豊かにならない不安以上に、戦争の恐怖を感じ始めているのです。
国民の期待に応えるのが政治家の義務であり使命なのです。
政治家の仕事として国民に応えることが出来ず、自分達の無能さに加えて
数々の不祥事、疑惑行動、失言、暴言ばかりがメディアに捉えれれている様では
政治家としての価値は無いと言えるのです。

にもかかわらず、反省するまでもなく、更に自分達の地位の確保を求める選挙を

一体誰が求めていると言えるのでしょう。
選挙をして政治家としての地位を認められるとしたら、またもや同じ蹉跌を踏む事が
目に見えていて、選挙の時だけ国民の方に顔を向けていると言われても
仕方がないのです。

こんな国民を守れない人たちが政治を行っていれば、おのずと不祥事が増え、

国の運営が滞るのは仕方のない事なのかもしれませんが、今の問題は、
またもやつまらない人達を選んでいる間にも、世界の情勢は最悪の状態へと
変わって行くかも知れないのです。
私たち日本人が、決して望まない状態になるかもしれない時に、何の対策も出来ない
現政権の情けなさに、国民は憤りを感じているのです。

自分達は国民の為に努力しているという言い逃れの言葉のレパートリーは数知れず、

自分の主張はしても、都合が悪くなると往生際の悪い駄々っ子の様な政治家ばかりです。
国民も周囲も見えず、自分の欲望だけが突っ走り、その非を問いただされれば、
だらだらとした言い訳をして保身に走るのが最近の政治家のパターンとも言えます。

とも角、日常生活においても、国際情勢に於いても、国民を安心させてくれる

心の広い国民に気配りが出来る大人の政治家が欲しいものです。
年ばかりを重ねても、自分の事しか考えられない子供の様な爺婆が日本を動かす事は
しょせん無理な事であり、何度も失敗を重ねて見苦しい姿を見せる前に、選挙と言わず
政界から辞退される事を願いたいものです。


安全の密約

2017-09-29 16:08:14 | 日本人

いよいよ日本列島は、衆議院選に向けて、慌ただしくなって来ました。
政治家にとって、自らの地位の確保の為に、周りの事など構っては
いられません。まして、本来の、国民に対する義務約束なんかは
どこ吹く風であり、政治家として生き残るために、日本中を駆けずり回り
来るべき選挙の時には、自らの名前に赤いバラを付けられる事に
普段の業務とは考えられない程の熱意と行動力と言えます。

しかしながら、マスコミの取り上げ方にも依りますが、今の日本が
置かれている立場は、選挙をしている場合では無い様にも思えます。
ほんの数週間前には、ミサイルが日本列島を横切り、世界中が
緊張感で包まれたのに、今では、何事もなかったかのように、
秋空の下、解散総選挙に集中しています。
もし、今、突然に戦争の火蓋が開いたとしたら、一体日本は、
日本人は、どうやってその危機から命を守れるのでしょう。

テレビに映し出される政治家の話題と言えば、100%総選挙と言っても
良い程の、国民の危機なんか、どの政治家の頭にもない状態です。
当然、ニュースの中心は総選挙であり、その後の、北朝鮮問題は、
まるで過去の出来事の様な扱いです。
戦略的に考えたら、国内体制が不安定な時に攻め込めば、戦いは
絶対に有利であり、今は、少しでも防衛体制を整え、国民の
安全に対する具体的な行動を考える時期とも言えます。

それとも、この総選挙が終わるまでは、戦争を仕掛けないと言う
密約でも交わされているとでも言うのでしょうか。
国民の不安が一向に解消されないまま、ただ、その時が来るかもと言う
危機感を募らせて生活して行くと言う事は、平和な日本にとって
決して望ましい事とは言えません。


しかしながら、考えると、金正恩もトランプも安倍総理も、全く
違う立場に居るとは言え、本質的に非常によく似た政治家たちと言えます。
三人共、国民に対して全く耳を貸そうとせず、自分の考えに賛同する人達や
イエスマンしか認めません。
行動、言動が、国民を代表していると言えるものは無く、常にマイペース
であるだけでなく、国の代表と言いながら、国民の意見を受け入れず、
極めて独断的な行動言動が目立ちます。

今回の総選挙に関しても、何故この時期に行おうとしているのか、
最近の自民党に対する国民の懐疑的な見方や自民党の求心力の低下を
一掃し、新たなる体制固めを行おうとしているのでは、とも考えられますが、
世論の見方を考えると、決して自民党大勝を想像していないはずなのに、
これは、単なる個人的な疑惑不信を払拭するためのものでは無いかと
疑いたくなります。

とは言え、総選挙までの間、極東地域が戦争と成る可能性は無いと
断定できるのでしょうか。
ひょっとして、北朝鮮は、アメリカと一発触発の状態で、いかなる
話し合いにも応じない状態であっても、日本とは、何だかの密約が
交わされているのかもしれません。

一度戦争とも成れば、日本が受ける被害は甚大であると予想されます。
そうなれば、日本と北朝鮮の関係は、一気に犬猿の仲と成り、その後
長く憎しみの歴史が続き、将来的にも日本が北朝鮮に対し、様々な
圧力を加え、更には、同じ痛み苦しみを与えんと、巨大軍事国家に
変わってしまう可能性が有るとしているのでしょうか。

憎っくきアメリカを殲滅せんと考えるのは、少なくとも近隣所国に
常駐するアメリカに対する考えです。
アメリカを倒そうとして、日本国民を敵に回したとした時のリスクは
将来的に非常に大きい事も解っていると思われます。

そんな中、核ミサイル開発によるアメリカなど、大国との対等の
関係を求める北朝鮮にとって、戦争を起こす事に依る日本との関係悪化は
例え核により世界的に脅威の対象と成ったとしても、隣国に、憎しみを持つ
近代国家が有る事は、将来的に、足元から自分達の地位を危うくする
可能性が有るのです。

憎しみから北朝鮮に向ける核ミサイルを日本が開発した時、その時は
周辺国だけでなく世界中の核保有国から標的にされかねないのです。
それ程までの大きなリスクを背負ってまで、日本にミサイルを撃ち込むとは
考えられないのです。
つまり、アメリカに脅しを掛けつつも、日本との関係を、これまでと同じく
直接戦果を交える関係にはしたくないと言うのが本音なのかもしれません。

既に、ミサイルは、北米にまで届くまでになりました。

いつでも、アメリカ本土を破壊できると言う恒久的な脅しの材料は出来たのです。
今にも戦争を起こさんとする恐怖を世界中に与える事に依って、自分達の
立場を守り、国の復興に対する援助を引き出そうとしているのかも知れません。

そんな中、日本を敵に回し、将来的に、自国の安全を危惧しなければならないとは

そこまで行くと、これまでのミサイル計画の目的が、達成されないかも知れず
内心、身近な国々に対しては、本心を伝えているのかもしれません。
そこで、金正恩と安部総理に依る、極秘の密約が有ったのかもしれません。
そう、日本へは、絶対ミサイルは撃ち込まない、と言う、極秘のやり取りが
存在したのかもしれません。

そう考えると、日本政府の、これまでの対応があれ程にも幼稚で子供だましと
思われた理由が解ります。
つまり、どんなにミサイルが日本上空を飛び交おうが、絶対に、日本へは
ミサイルは撃ち込まないとする密約です。
何の役にも立たないアラート、ミサイルから逃れるシェルターを作ると言った
笑い話にしかならない公約を掲げようとするのも、本気で国民を守らなくても
日本には、ミサイルが飛んでこないと言う確信が有ったからなのかも知れません。

つまり、国民に対して何の対策も講じず、のんきに総選挙が出来るのも

密約があるからこそなのかもしれません。
ただ、その事を国民に伝えれば、戦略上、北朝鮮の思惑通りに成らず、
更には、短絡的なトランプをけん制する事にもならないからかも知れません。
私達日本国民は、何も心配しなくていいから、総選挙が出来るのかもしれません。
しかし、もし、これが、本当に、安倍内閣の独断で有ったとすれば、
私達日本人は、とんでもない独裁者に命を預けているのかも知れません。




小池東京都知事は、独裁者か天使か

2017-09-28 16:51:37 | 東京

今や、日本国民を地獄に落とす核ミサイルより、政界の勢力闘争の方が
ずっと大切な様で、多くの議員さんは、自分の選挙区に奔走しています。
数々の不祥事や疑惑行動、失言暴言と、全く信用ならない自民党と、
日本を支えるには余りにも軟弱な野党の面々に、日本国民は、誰を選ぶ
と言うより、未来を彼らに任せる事に対する不信感の方がはるかに強いのです。
そんな中で、東京都議会から都知事を中心とした希望の党は、これまでの
政党に比べ、様々なしがらみがない事も有って、国民からの期待を得やすく
都政のみならず、国政に対しても強い影響力を示しています。

いつの時代にも、在来勢力に対して、新たに脚光を浴びて登場した勢力に
国民が期待する事は多く、それまで、期待外れの政治家に落胆し続けた
多くの国民は、期待感を持ってその登場に未来を託したくなるのです。
確かに、都民の意見を多く取り入れようとする政策や、国民が最も求める
国民を幸せにする方向に政治を推し進めようとする考え方は、多くの人々の
共感と期待感を生む事になります。


しかし、この勢いは、都政から国政へと広がる事に依って、ややもすると、
この新政党が、日本を代表する政党と成るかの懸念も有り、都政と国政を
股にかけての活動に、不安を感じたり、揶揄したりする在来政党の議員も
少なくありません。
確かに、ただでさえ激務と言える東京都知事の役職に在って、さらに
国政に関わって行くと言う事は、素人目にも、難しいのではと思ってしまいます。


とは言うものの、政治は、単に頭数を揃えたり、ベテラン議員を揃えれば良いと
いうものでは無く、国民の為に、しっかりと仕事が出来るかが一番なのです。
権力に胡坐をかいていたり、地位を利用して私欲にうつつを抜かしている様では
税金の無駄遣いでしか有りません。
現に、これまで、世界では、多くの独裁国家が生まれていて、そのリーダーは
国政の殆どを牛耳っている事も珍しくないのです。
能力さえあれば、都政と国政の兼任で有っても、何の不思議もないのです。


ただ、問題は、その二つの地位を利用して、どれだけ国民の為に具体的な仕事を
成し遂げる事が出来るかと言う事です。
立派な肩書を持ち、政治に精通していても、ただ、がん首を並べて、内輪揉めを
しているだけの名前だけの議員がいかに多いか、一体国民に対して何をしたいのか
税金泥棒と言われても仕方がない議員が少なくないのが問題です。
一人で沢山の事を兼任したとしても、その事で、国民がより豊かで幸せな生活を
得られるとなれば、諸手を挙げて大歓迎なのです。


ともかく、今の議員たちが、あれだけの頭数を持って、何も具体的に国民を
幸せにする政策が打ち出せないのが情けないのです。
豊かな人達をより豊かにする政策は有れど、多くの国民の生活を豊かにする
政策は殆ど見られず、ただ、国会運営の為の、内輪の実の無い話し合いに多くの
時間とお金を使っている事が多いのです。
自分達の地位を守るためのノルマの様な活動は多く見られても、国民全体が
笑顔になる様な政策は皆無であり、殆どの場合、より生活を苦しめる様な
法案ばかりがとりあげられることに、殆どの国民が不満を募らせています。

しかしながら、国民の生活を豊かにすると言う議員の後ろには、巨大なスポンサーが
いる事が知られていて、政治家は、企業家や富裕層の生活を守るために有ると言っても
過言ではないと言われても仕方が有りません。
国民の為に政治家と成ったと言う方も居ますが、いつの間にか、私欲を満たすために
自分の地位や身分を利用している方も多く、その一部が、時折マスコミに登場し
三面記事を賑わせているのです。

この事は、どんなに潔白を訴えようと、過去の歴史を見ても、政治家の不祥事が
見つからない年は無い事から見ても解ります。
つまり、政治家は、決して、聖人君主の様な人達ではなく、ごく普通の
自分の欲望の為に生きている人たちと変わらないのです。
問題は、地位や権力を持った途端、その欲望が全面的に出てしまい、
余りにも幼稚で救い難い事件を起こしてしまうのです。

私たち国民は、過度に、期待し過ぎるのかも知れません。
日本の政治家は、国民全体の事を考えられるほど器の大きな人はいないのです。
期待した事が出来ると信じているから、大した仕事も出来ず、つまらない
事件を起こしたり、失言暴言をすると、苛立ちを感じてしまうのです。
選挙演説で述べる私達の期待感を煽るようなマニュフェストや演出行動は、
全て、彼らの当選後の欲望を満たすためのプロローグであると考えれば、
どんな不祥事が有っても、どんな発言をしても、腹立たしくは成らないのです。

しかしながら、問題は、選挙をするにも莫大なる税金が使われ、更にはその間
国会審議は滞り、たとえ有事と成っても、本当に対応できるか疑わしいのです。
国民の命が危ぶまれる時、一体誰が守ってくれるのでしょうか。
選挙活動以上の熱意をもって、私達を守ろうとする議員がどれだけいるでしょう。
やっぱり、想定外として、逃げ口上で国民を煙に巻くのでしょうか。

今や問題は、日本国民が、安心して生きて行ける社会が無くなってしまっている事です。
衣食住を、何の心配なく一生心配しないでいられる日本は、考えられないのです。
殆どの国民が、その日だけでなく、未来への明るい展望を抱くことが出来なく成って
いるのです。
自分を守る経済力を有している国民の数は少なく、働けど働けど楽にならない
今の日本の社会のシステムは、豊かな人はより豊かに、貧しい人はより貧しくと言う
欲望で成り上がった人たちの作り上げた格差社会が現実なのです。
しかし、そんな社会は、多くの国民にとって幸せな社会でない事は明らかです。

人の気持ちは、格差に対する妬み怒りと成って次第に社会の荒廃に繋がります。
現在、世界中で頻発する内戦やテロは、この格差社会の象徴ともいえるのです。
日本においても、いつ何時、テロが起こるかも知れないのです。
これは、海外の組織によると言うより、日本人から生まれたテロリストが日本社会を
震撼させるかも知れません。
一部の思想家や宗教組織、暴力団体等が起こすのではなく、ごく一般の日本国民が
巨大な組織と成って、日本の現社会構造を否定するかも知れません。
それ程にも、日本人の心には、ストレスが溜まってきているのです。

政治に関心を持たない人々が増えているのは、興味が無いからと言うより、
今の政治が、自分にとって何のメリットも無いからと言うのが多いのです。
しかし、近頃は、何のメリットもない政治家の政策で、若者達や
無関心な人達の生活を脅かしている事が問題なのです。
彼らの生きる場が狭められ、様々な場で、生活を圧迫する法案で苦しむ人が
怒りを一段と高めているのです。
学生に限らず、社会人であっても、生活するだけでなく、仕事も学業も思い通りに
進んでいかない事に、不満が更に高まっているのです。
この社会不安を、どのような形に変えて行くかで、国の未来が決まります。

様々な社会不安を利用して台頭してきたのが、ヒットラー、ムッソリーニと言った
独裁者たちです。
国民の不安を利用し、自分が考える独裁政治を創り上げたのです。
この危険性は、世界中どこの国にもあり、例え日本であっても、国民の不安を
自分の野心に利用する政治家が出て来ないとも限らず、しかも、今の様な
政界不振が高まっている時代は、簡単に、独裁者に洗脳される可能性が高いのです。

東京都都知事の小池さんも、その人気の底辺には、都政に対する東京都民の不満があり
現自民党政権に対する不満も有るのです。
その不満を解消すべく、更には、国民のメリットとなるべく政策を掲げる事に依り
日に日にその人気は高まり、その期待感は、しだいに膨張して来たのです。
しかし、悩める国民の期待感は、知事の能力を遥かに超えた事に対しても、簡単に
妄信し、能力以上の存在として認めてしまうのです。この心理を、どの方向に向けるかが、
来るべきリーダーの役割といえるのです。

人々の不安と言うのは、社会不安と成って、国を動かすほどの力と成ります。
この不安を解消する方策を打ち出し、国民の支持を得てリーダーと成れば、
最も有能な権力者となれるのです。

現勢力は、国民の力を支えとして政権を担っているのではなく、自分達を支える
企業家や富裕層の支持を持って権力の座についている事から、国民との間に
多くの軋轢を生み、政治家としては、相応しくない行動言動暴言を繰り返すのです。
どんな政策を掲げようと、それは、すべからく自分達と一部の富裕層を満たす
一方的な考えである為、一向に国民の生活は豊かにならないのです。
もし、本気で国民の事を考えているなら、遥か昔に国民生活は豊かと成り、
今の様な厳しい社会とはなっていないのです。

何のしがらみも無い政治組織というものは、あらゆる活動に於いて、
常に予算不足であり、大きな事業をしようとしても、中々計画を立て辛く
単なる理想論に終わってしまう事が多いのです。
その為、絶対的に、国民の力が必要とされるのです。
絶対的な数によって支えられる組織は強く、国全体の道も決められるのです。
今や小池新体制の矛先は、日本を変えられる可能性が有る程なのです。

もし、今の滞った社会が改善され、国民生活が向上するとなれば、

戦後政治に於ける最も有能な政治家と称されるでしょう。
そんな期待が、国民の中に広がっているのです。
しかし、この兆候を手放しで喜んでは成りません。
この国民から得られる巨大権力を、如何に使うかで、恐怖の独裁者にも
天使にもなり得るのです。
世界の独裁者たちの多くは、この権力を自分の欲望の為に使い、沢山の
人々を地獄に叩き落しました。

政治不安、社会不安と成った時、人々は、新たなる力を求めます。

その期待に応えるかの様に、新たに生まれた力は、人々にとって
希望の未来を約束します。
しかし、その未来が、いつの間にか、独裁者の思いに繋がって、
国民の思いとは程遠い事と成る事も多いのです。
今回、生まれた新たなる力が、日本国民にとって希望の光になる様、
国民一人一人がしっかりと見極めて行く事が大切です。



 

 

 

 

 

 



 

 

 

 


 


便利で豊かな生活が、日本人を追い詰める

2017-09-27 16:14:47 | 日本人

今や、日本人は、食糧危機で苦しむ世界の多くの国々と
同じ状況に置かれている事を知っている方は少ないです。
飽食日本と言われる様に、巷には、様々な飲食店が立並び、
マーケットには、新鮮な食材が山と積まれています。
しかも、食料が余っているのを象徴するかのように
年間800万トンにも及ぶ食べ残しや廃棄食品が生れています。
この量は、アフリカの最貧国の年間食料消費量を遥かに上回り、
如何に日本には、食料が溢れているかが解ります。
その為、多くの人々は、日本に、食料が足りないとは思っても
いなくて、食べ物を残したり捨てたりすることに、罪悪感を
感じる人は、戦争などで、辛い思いをした高齢者ぐらいです。

しかしながら、今や、日本は、危機感を抱かざるを得ない

状態なのです。
これまで、長きに渡って、足りない食料は輸入する事で補い
日本は、工業国として成長してきました。
食料の国内需給率が半分を下回っても、世界中から足りない分を
輸入する事が当たり前の様に国民全体が思っていて、
日本は、工業発展国として、農林水産業が生産できない食料を
海外から大量に輸入する事に依って、国民の食を満たして
来ました。
所が、今や、地球温暖化の影響から、世界の食料供給国の
日本への輸出量が激減するようになっているのです。

本来大量に輸出できた食料が、天候異変により、大幅に減作と成り

国外に輸出するまでに至らない状態の国が増えているのです。
もちろん、その年の気象条件によって、豊作凶作の波は有るのですが、
その為にも、日本は世界中の国から確実に輸入していたのですが、
近年、世界的な異常気象は、世界中の穀物生産に大きな影響を与え
穀物輸出国が次第に減ってきているのです。

更に、この穀物減収は、飼料穀物の輸入にも大きく影響を与え、

日本のみならず、世界の畜産農家にショックを与えています。
多くの畜産物を海外に依存しているだけでなく、国内飼育に於いて
飼料穀物の減少は、家畜を育てられないだけでなく、畜産物価格の
高騰を伴って家計を圧迫するのです。
ならば、日本は、広大な海からの水産物に依る蛋白源の確保を行えば
食糧危機から逃れられるのではと思いきや、既に、水産物漁獲量は
最盛期の半分と成り、やはり、輸入に依って補われているのが現実です。

しかし、日本にとって、未来の食糧危機を逃れる術は、海からの

食料確保しかないのです。
畜産物が思う様に育てられない、食料を輸入で賄えなくなったとしたら
日本人が食料を求めるのは、海しか無いのです。
所が、この海が、既に、かつての豊穣の海ではなくなっているのです。
長年の日本列島の工業化により、多くの沿岸の海は公害で汚れてしまい、
更には、乱獲による漁業資源の減少で、水産業界は、とても日本人の
食を守れる状態ではないのです。

しかしながら、この、水産資源の減少を生んでいる大きな原因が

我々日本人の豊かで便利な生活にある事を多くの方は知りません。
食料不足を心配される日本人が、その食料不足の原因を生んでいるとは
殆どの人は思ってもみないのです。
魚は、減っているとはいえ、マーケットや鮮魚店に行けば、大量に売られ
ていて、とても品不足の様には思えません。
しかし、その魚介類の多くが輸入物であり、近海で獲られた魚介類は
非常に少ないのです。

本来、日本近海には、大きな潮の流れが有り、大量の魚が回遊していました。

その為、かつて日本近海は、世界的な水産資源の宝庫と言われて来ました。
100年ほど前までは、日本人は、蛋白源の補給を、殆ど魚介類で賄い
日本人の身体は、コメと魚で作られているとまで言われていました。
所が、産業革命以来、西洋からの食生活が日本人の家庭に入って来ると
次第に、魚だけでなく、家畜肉が日本人の食に浸透してきたのです。
この事は、現代に於いても、魚と家畜肉は、同じように日本人が口にする
大切な食料と言えますが、その内容は、時代と共に大きく変わっているのです。

日本沿岸は、工業化が進み、沿岸の海はどんどん汚れて行きました。

それにともない、漁業は次第に遠洋へと移り、獲物を求めて、海外の海へと
展開して行ったのです。
所が、世界の海でも、乱獲が祟り、日本の船の漁獲量は年々減少を続け
今では、日本船が漁獲できる魚介類の量は激減し、異国の地での操業と言うより
そこで買い上げ輸入すると言う事が多くなっているのです。

しかし、世界的な乱獲は、日本への輸入に赤信号をともす事と成っているのです。

頼みの綱であった輸入魚介類が近い将来期待できなくなる可能性が出て来たのです。
つまり、世界中の海から、日本人は、魚介類を手に入れられなくなって来たのです。
近い将来、私たち日本人が、食料として魚介類を手に入れられるのは、日本近海の
漁業専管水域内と言う事に成る可能性が高いのです。

ところが、今や、日本の沿岸海域から200カイリ程の海は、ことごとく水産資源が

減少しているのです。
世界の水産資源の宝庫と言われた日本近海に、日本人の食を満たす魚介類がいないのです。
畜産業からの食料も期待できず、輸入で補う事も難しいとなったら、
そう、日本人は、先進国の中で真っ先に食糧危機を迎えると言えるのです。
一億人以上の国民が、日々の食料確保に苦しむ姿を想像できるでしょうか。
それこそ、戦後の何もなかった時以上の惨憺たる光景が予想されます。

とは言ってもも、生きて行かねばなりません。

そう考えると、やはり、日本人は、食を海に求めるしかないのです。
しかし、今の状況では、とても水産資源復活には程遠いのです。
問題は、漁業海域の魚を如何に増やすかと言う事では有りません。
魚は、漁獲した時の大きさで最初からいるのではありません。
生き物は、卵で生まれ、小魚から成魚へと成長して行くのです。
日本の水産資源の減少は、この小魚から成魚に至る段階を、長年の日本の工業化で
破壊してしまったのです。

多くの魚介類は、繁殖の為に、浅くて光が多くあたり、栄養豊かな沿岸に集まります。

栄養豊かな海とは、山や陸地から、栄養豊かでミネラルを多く含んだ水が海に流れ込む
汚染されていない沿岸の海を言います。
つまり、東京湾の様に、浅くて栄養豊かなた海域を指しています。
工業化によって埋め立てられ海や川を隔てる護岸によって、陸からの豊かな栄養が浅い海に
流れでなかった事が、東京湾を命の育つ海から、汚れた下水道の海としてしまったのです。


更には、護岸に囲まれた海は、工場廃液や私達の生活汚水で生き物達が繁殖成長できる

豊かな環境を破壊してしまったのです。
人間の身勝手さは、成魚が生きて行けるぎりぎりの水質を基準として汚水を流し続け
大切なプランクトンや稚魚の成長を損ってしまったのです。
東京のウォーターフロントの海は、高度成長期に比べ、透明度が増し、綺麗になったと
外見でしか判断できない方々は言いますが、実際は、栄養が全く無い、大量の汚染物質が
溶け込んだ、透明度だけの死の海と言えるのです。

浅い栄養豊かな海で育った稚魚たちが、やがて大きくなって外洋に巣立っていくのです。

我々日本人は、大人になった魚を取り尽くし、子供たちの育つ環境を破壊し続けている
と言う事を理解していないのです。
山から海まで、コンクリートや鉄板で固められた護岸は、海と陸との接点に、
刑務所の様な壁を設けているのです。
ただ人間にとって都合の良い便利な水利ばかりを考え、生き物達の生きる場を考えず
汚染を繰り返している事が、水産資源減少の最大の問題と言えるのです。

海の豊かさは、山で作られる、と昔から言われています。

しかし、この意味が解らず、ただ、自分達の生活を便利に豊かにする事だけを考え
その結果、遂には、食料不足を生む原因とも成っているのです。
人類はどんなに進化しても、地球の生き物の1つであり、他の生き物との食物連鎖の
大きな循環の中で生きています。
私達が健全に生きて行く為には、他の生き物達も健全に生きられる環境が必要です。
私たち日本人が、本当に幸せに子孫を繋いでいくには、どの様な日本を創って行く事が
大切で有るかを、日本人一人一人が考える時代であると思われます。


人質にされた日本人を救えない政治家

2017-09-26 12:49:12 | 日本人

金正恩とトランプの舌戦は、正に、一触即発の状態と成っています。
売り言葉に買い言葉のデッドヒートは、とても国を背負っている人間の
発言とは思えません。
国のリーダーたるものの発言、行動は、国民の総意であり、個人的で
しかも感情的であってはなりません。
たった一言で、国民を不幸にしてしまう事も有るのです。

今や、両国のみならず、周辺国の平和を損ね、人々を奈落の底に
落としかねない状態です。
しかしながら、日本とて、同じ穴のムジナの様な状態であり、この事態に
何の術もなく、ただ、傍観するしかない無能さをさらけ出しています。
戦線布告と捉えて、直ぐにも戦争状態になる可能性を示唆する北朝鮮、
それに対し、北朝鮮の存在すら消滅せんとするアメリカトランプの態度、
どちらも、一歩も退く気配もなく、チンピラ同士が、周囲の不安をよそに
額を付け合わせながら罵り合っていると言えます。

とは言え、日本のリーダー達も、この状況に何の手立ても出来ず、ただ、
おろおろと見守っているだけで、自分達の無能ぶりが明らかになると
この非常事態に、問題を片付ける事無く、保身のための行動に移りました。
今にも、日本の空にミサイルが飛んで来るかも知れないと言う事態で、
彼らの頭の中は、選挙の事で精一杯で、政治家たちは、お互いに協力し
日本を守る術を考えるべきなのに、国会に居るべき首脳陣も、その他の
取り巻きも、今や、自分の選挙区の事で頭が一杯です。

今や、日本国民がどの様な状況に置かれているのかが、全く解っていません。
何の罪のない日本国民が、正に、死刑判決を受けかねない状況なのです。
肝心の私達を守るべく政治家たちは、何処にもいません。
不安のおののき震える国民をよそに、自分の身の回りの事しか考えていません。
もはや、アメリカの傘の中に在っても、助けてもらえる可能性が無くなったとして
少なくとも、自分の身だけは守ろうとでも言うのでしょうか。
それにしても、日本のトップから、その周囲の取り巻きまで、何と彼らの
情けない不祥事が続くのでしょうか。
余りにも、マスコミに多く登場する為、私達国民も、彼らを責めると言うより、
半ば、諦めの境地であり、日本の政治家とは、この程度のレベルなのかと、
ため息を付くしか有りません。

日一日と、緊張度が増している極東の真っただ中にあって、余りにも能天気で
彼らは、本当に日本の為に働いているのか、日本人を守り幸せにしたいとは
決して思っていないのが良く解ります。
この事態に、テレビで生出演しながら、質問に答える様は、国の長としての
日本の未来を担っている人間の言葉とは余りにもかけ離れた、言い訳と
言い逃れの話術でしか有りませんでした。

二頭のオオカミが、牙を剥きだしにして戦いの火ぶたを切ろうとしている時、
日本の長は、何をすべきか、彼ら以上の熱意をもって、日本人に世界の人に
平和を強く訴え、戦いを回避する術を、あらゆる手を尽くして考えるべきと
言えるのです。
来月総選挙をする!?  なんと、自己中心的な心の狭い選択でしょう。
選挙どころか、全ての政党と協力して、日本国民を守る術を、必至で考え
具体的に世界に訴える事が、今すべき事と言えます。

この期に及んで、自分達の生き残りを考え、保身のために言い訳を並べるとは
もし、戦争が起こり、日本人の多くが犠牲になったとしたら、またもや、
想定外と言って逃げるのでしょうか、口先だけのこんなにも情けないリーダーは
見ているだけでも苛立ちが止まりません。

しかしながら、近年の日本の政治家に共通する特性とも言っても良いようです。

映像的な立ち振る舞いと豊かな弁舌、それらは、全て、自己満足の為の、
貧しいパフォーマンスであり、国民の利益は一向に得られません。
自分を演出するために地位を利用し、国民を煙に巻く為に、様々なパフォーマンスで
自分の無能ぶりを隠すさまは、どう考えても、自己満足でしか有りません。

余りにも自己中心的な考えで生きている為、失言暴言奇行は数知れず、

首脳陣の情けない行動は、三流週刊誌のネタに相応しい物と成っています。
とは言うものの、何も言わない国民の心はどうなっているか、彼らの頭は
選挙の事で一杯なのでしょう。

選挙の公約の一つに、国民に対するシェルターの建設を約束するなんて、

今時の小学生でも考えません。
国民を守る術が何も無い為、少なくとも、守ろうとしていると言うパフォーマンスに
過ぎない事は誰にでも解ります。
そんな子供だまし、いえ、子供も騙せない幼稚な考えで、日本人を導いていくなど
国民の事を考えた事のない連中の浅はかな思いつきに過ぎません。

選挙後は、様々な増税を行い、国民を守ると言うシェルターの費用も、当然税金であり、

将来的には、軍事力増加の為の膨大なる費用を国民から捻出する事は明らかです。
益々国民生活は惨憺たるものと成り、リーダー達と一部の企業家たちは豊かな生活を
確保して行く事と成るのです。

そう考えると、この姿、何処かで見たような状況です。

そう、今の北朝鮮の辿って来た道と変わりません。
独裁者とまではいかないまでも、一部の富裕層と政治家が、自分達の生活を守るために
国民の財産を吸収し、圧力によって、国民を不幸のどん底に陥れて行く。
日本の政治家や日本を牛耳っている方々の行く末には、ミサイルを平気で飛ばす
世界から恐れられる国家が有るのです。

自分達の個人的な欲望に過ぎないと思っていても、その先には、国民を地獄の世界に

陥れる不幸な未来が待っているのです。
それにしても、日本のリーダーとなるべき人たちに器の小さい人たちが多い事か。
不祥事を起こしたり、国民から指摘されると、つまらない言い訳ばかりを考え
挙句の果ては、頭を変えるだけの安直さ。しかし、余りの問題噴出に収拾が
付かなくなると、まるで、ネットゲームでリセットする様に、総選挙をして
これまでの醜態をチャラにしようとする、本当に日本人の代表として、世界に
自慢できる方が余りにも少なすぎます。

坊ちゃんお嬢ちゃんで育ち、いつも誰かに守られてぬくぬくと育って、いつの間にか

政治の舞台に立たされてしまった事で、余りにも世間を知らなさすぎます。
政治家になって、世の中を良くしようとするパフォーマンスは有っても、結局は
自分の欲望に負けて、その地位としては考えられない様な失態をさらけ出し、
失言暴言で墓穴を掘っているのです。

今や、一番守ってくれるはずのアメリカに、日本を守り切れないとわかると、

自分達の安全を確保できたとすると、多くの国民が命の危険にさらされようと
自分達の地位を守るための総選挙に気持ちを傾けるとは、本当に、日本人として
情けない情けない政治家たちと言わざるを得ません。

彼らは、この数日間の極東の緊張した事態をどの様に考えているのでしょうか。

いや、考えていないのでしょう。考えていたら、具体的に国民が安心できる
方法や方策を、次々にメディアに発表しているはずです。
金正恩とトランプが、自分達の考えを、私たち日本人にとっては全く受け入れられ
無いとしても、訴え続けているのに対し、日本の代表者たちは、日本国民が
どの様な悲惨な状態になっても良いのか、具体的な発言が全くありません。

二頭のオオカミが戦争の思いを訴えるなら、負けじと、日本は、平和への思いを

世界中に毎日でも訴えるのが筋です。
自分達の地位を確保するための保身の選挙に身を投じるとは、笑止千万!
今や、日本人が、どれだけ、不安な思いでいるのかが全く解っていません。

今の政治家たちが行う事は、一度、自分達の地位をすべてリセットして、

一般の国民と同じ立場と成って、もう一度、一から国民の生活を考える
勉強をして国務に努める仕事を目指すべきなのです。
徒党を組んで、周囲を威嚇しながら、自分達の存在を誇示するような、まるで
チンピラの様な政治家は日本に必要ありません。

今こそ、本当に、国民の幸せと平和を考えられる政治家が必要なのです。

世間知らずの坊ちゃんお嬢ちゃん政治家はもういりません。
もし、数日後、日本の街が廃墟となっていたら、彼らは、一体どうするのでしょう。
まさか、選挙の前にそんなことになるとは、想定もしていなかったと、
言い訳をするのでしょうか。

戦争は、地震の様に、突然にやって来ます。

静かな東北の街が、一夜にして、地獄と化した事を忘れては成りません。
しかし、戦争は、その兆候が有るのです。今や、明日かも知れない兆候が有るのです。
自分の大切な人が、明日にも殺されるとなったら、今の政治家たちは、のんびりと
選挙の準備が出来るのでしょうか。

国民は、政治家にとって家族と同じなのです。家族が、今や殺されんとしているのです。

既に、国民は、あなた達の実の無い言い訳のパフォーマンスは聞き飽きています。
選挙をしたとて、日本の政治が良くなる訳がない事も知っています。
もう、誰が当選しても期待はしていないのです。
あなた達が今できる事、それは、今の国民の不安を無くし、如何に国民を守るかです。
政治屋さん達の城を守っても、日本国民は幸せに成らないし、狼たちの牙から
日本人は守れないのです。