めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

粗大ごみが消えた!?

2013-09-30 16:14:49 | 日記
我が家の庭の雑草達も、十月に入って
さすがに勢いも衰え、黄色く変色し始めた。
種を採取したバジルはその後も圧倒的に元気で
種だけでなく、まだまだ緑の元気な葉を茂らせている。

処で、余り手入れされていない庭の中で、ひと際
目を引いていたのが、大きなキャビネットの家具だ。

新しい物と入れ替えて、とりあえず要らなくなったこの
一抱えある大きなテレビ等が入っていたキャビネットを
いかに処分するか、もう一年以上も考えあぐんでいた。

粗大ごみとして出せばいいのかも知れなかったが、
物が大きいことと、出すとなったら一応費用も掛かる。
なんだかんだで先延ばしになっていた。

先日妻に庭に促されて、夜の暗い庭を覗いて見ると
あの庭の一角を遮っていたあの大きなキャビネットが
消えている。
よく見ると、何やら残骸が山積みになっている。
いつもの狭い庭が広く感じる。

何と、あの頑丈なキャビネットがことごとく破壊されている。
庭から外に出すのもためらっていたのに、跡形もない。
聞けば、道具も使わず腕力で壊したとのこと。
今まで数々の妻の武勇伝はあったが、久しぶりにその
想像もしない行動に驚いた。

ともかく、目の上のたんこぶの様に邪魔だったキャビネットが
無くなった事は嬉しい事なのだが、妻の手のひらに幾つも
刺さった刺の跡が生々しい。
聞くところによると、素手で破壊したとのことだ。

今更ながら、女は強い!と実感した。



残骸の一部、ほとんどはすでにゴミとして搬出したとのこと

秋を探して

2013-09-23 13:02:29 | 日記
九月に入って、少しずつ過ごしやすい日が多くなった。
目黒河畔も、一日中うるさく鳴いていた蝉の声も無くなり
澄んだ秋らしい空気が流れている。

日曜日ともなると、割と観光地を訪ねたり、珍しい物を求めて
都内を散策することが多いが、今日はゆっくり家の周囲を
歩いてみた。

夕方近くになって、気温が下がって来たのを見計らい外に出た。
ウォーキングをする人や、家族連れで散歩を楽しむ人に混ざって
近くの公園に向かう。

以前よく早朝にウォーキングで訪れた公園だが、日曜の午後とあってか
沢山の人達が、スポーツに散歩に静かな秋の日を楽しんでいた。

子供たちのかん高い声や、近所から集まったのであろう親子のグループが
楽しげに話す声に平和な日本を感じた。

そんな公園の中には様々な秋を感じさせる植物も植えられていて、
もうすっかり秋の風景に変わっていた。


緑の桜並木に黄色い秋の色が


目黒川を流れる黄色の帯


ふようの花


巨大なススキ? パンパスグラス


たわわに実ったカキの実


猛毒植物、彼岸花




中秋の名月を見る

2013-09-20 13:25:59 | 日記
ここに三日は秋らしい天気が続き
空気も乾いて過ごしやすくなった。

秋ともなれば、スポーツにレジャーにと
屋外の太陽の下、昼間の屋外に気持ちが
向いていたが、今回、少し前から話題に
なっていた、お月様を観察することとなた。

仕事の関係上、水平線から上がってくる
やや赤みを帯びた月は眺められなかったが、
帰り道、背後に高く登った白く輝く
中秋の名月を見ることが出来た。

都会で生活していると、中々夜空に目を
むけることが無く、派手な日食と違って
静かな満月の佇まいは、ゆっくりと
気持を落ち着けて見るといった感じだ。

自宅に帰りつく前に、目黒川の橋に佇み
南方向の天空に昇った白い月をみていると
棲んだ空気が一段と秋の夜長を感じさせた。

ふと橋の袂を見ると、若いカップルが
月を指さし静かに何か話している。
皆既日食の時の、刻々と変わる太陽の変化に
沢山の人達が騒いでいたのとはまったく
雰囲気が違う。

音もなく流れる目黒川、その上に黒いシルエットで
柔らかな帯を成す桜並木、どれもが、静かに
流れてく秋の夜を演出していた。


桜の葉の向こうに中秋の名月


初めてバジルの種を収穫

2013-09-18 13:12:27 | 日記
先日の各地に大きな被害をもたらした
台風も過ぎ去り、今日は秋らしい晴天だ。

空気が澄んで来ると、気持ちも落ち着いて、
暑さで思考能力の衰えた頭も何故かすっきり、
急に本を読みたくなて数か月ぶりに書棚から
読みかけの本を手に取った。

夏の暑い最中には滅多に出ない我が家の庭先に
何となく目を向けたくなるのも新しい季節の
訪れのせいだろう。

雑草の中にひときわ大きく目立つ庭のバジルが、
緑の葉の中から茶色の穂先を幾つも伸ばしている。
あれは夏の間、白くて可愛い花を咲かせていた
ものだ。

枯れた花をとりあえずハサミで切っていると、
何やら黒いゴマの種の様なものが手のひらに落ちた。
ひょっとして、これはバジルの種ではないか!?
早速調べてみると、やはり予想通りそのものだった。

まったく種の収穫なんか気にしていなかったのが、
捨てるはずの茶色くなった穂先を丁寧に集め始めた。

しかし、この小さな種が食べられると知って驚いた。
水を含むと30倍の体積になり、食物繊維豊富な
寒天状の種子になるそうだ。

効用は便秘の改善、発ガン抑制、高血圧抑制等
効果が期待できるそうだ。

ゴマより小さな、葉を食べるだけのハーブの種が
こんなにも薬効成分が含まれているとは
思いもよらなかった。




台風なんかに負けない!

2013-09-16 14:41:50 | 日記
先週末から、日本列島に大型台風が接近、各地で
大きな被害を出している。

上陸する前から風と雨が強く、かつて無いほどの災害が予想される程
その爪痕は大きい。

昨日は、早朝から予定されていた目黒のサンマ祭りが雨の中で始まった。
今まで晴れの日が多かったのに、今年は台風の接近に伴い、最悪の
スタートとなった。

それでも、雨の中を多くの人がびしょ濡れになりながらも並んでいて
主催者側の苦労が少しでも和らぐのではと思った。

そんな光景を横目にしながら、妻と私は渋谷へと向かった。
先週、ふらっと飛び込んだ天丼のお店が懐かしく、もう一度
妻を連れてきた。

十年以上前に入ったことがあるお店だったが、二人で顔を突き合わせ、
子供達が小さかった頃の話や当時の日常を思い出し、たった一杯の
天丼が沢山の記憶を蘇らせてくれた。

お店を出ると、かなりの大雨が降ったのだろう、道路は水たまりができ、
つい一時間ほど前とは別の風景になっていた。

しばらく歩いていると、にぎやかな掛け声と笛と太鼓の音が飛び込んできた。
今日の渋谷は秋のお祭りだ。
先ほどまでの暗い雰囲気が一気に華やいだ。
どの顔も笑顔で満ち溢れている。
時折吹き付ける風も雨も気持ちいいシャワーに思える。

また、台風が去れば多くの被害が報告される。
日本は、まさに災害列島だ。
でも、何度辛い目にあっても我々は立ち上がる。
必ずやって来る幸せな未来を信じて!


外に出ると大雨


笑顔でわっしょい!


僕たちも担いでいるよ!