めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

スマホを使いこなせない!

2015-03-03 15:39:11 | 新製品

昨日、新聞を見ていると、私の持っているスマホのメーカーが
最新の機種を出したと言うニュースが載っていました。
今、巷に溢れている、アイフォン6より更に性能が良いと言うので
息子に、私の持っているスマホを見せながら、その素晴らしさを伝えると、
一言、買わないよ、無駄だから。と冷たい言葉。

そう、私のスマホは3年程前の機種のスマホであり、しかも息子の御下がりです。

先日、充電する時に接触不良で、コードの繋ぎ口に北アルプスの山の石を乗せ
その重みで充電すると言う荒業?で充電していたいわくつきのものです。
もう使えないかと思っていたら、息子が何と分解し部品を変えて直してくれました。
まだ使えると言う事だけでなく、もう一つ、買う必要が無い訳を、妻共々口にします。

私が今スマホで使っている機能は、ラインとゲームしかないのです。

今やスマホはコンピューターの機能とほとんど変わらず、言うならば、コンピューターを
ポケットに入れて持ち歩いているようなものだそうです。
そんな高機能のものを持っても、私が使う機能は、数少ないゲームと家族とのラインとあって
最新式のスマホはネコに小判だと言います。

確かに、今の時代あらゆる生活の手段にインターネットが利用され、SNSが私達の生活に

深くかかわって来ている事は解るのですが、今ここで使っているコンピューターの機能ですら
その数百分の一も使っていないと言えるでしょう。
しかしながら、若い人はともかく、中高年者にとって、この新しい世界への理解は
並大抵では有りません。

何十年もアナログの世界で生きてきて、しかも、脳も身体も中古になって来たときに

まるで産業革命の様に新しい波が押し寄せて来たのです。
確かに、便利な世の中になったのですが、便利ゆえ、余計たくさんの事を覚えなければならず
その便利さを味わう事に苦労している中高年が多いのです。

それ故、身近な事や趣味に於いてはその流れに乗れるのですが、ネットを利用して世界に

自分の意思を反映していくという事は非常に難しいのです。
銀行や役所に於いても様々な手続きがネットの利用により簡易化されたと言いますが、
その便利になったと言う方法自体に戸惑いを感じている高齢者も少なくないのです。
日本中の人がネットを通じて簡単に通じ合える今の社会は、一見便利そうに見えますが、
その便利なシステムに合わせられない人々も多くいる事を知ってほしいものです。


新品の換気扇が唸りをあげる

2015-02-09 13:39:29 | 新製品

30年以上動き続けてきたトイレの換気扇が、使用時に
唸り声を上げる様になり、遂に、交換となりました。
マンションの管理会社に連絡し、程なく工事が行なわれました。
天井から古い機種を取り外す為に、少し時間はかかりましたが、
どうにか設置が終われり、また静かなトイレタイムになりました。

と書きたいところですが、使ってみるおと、前と変わらず使用時に

まるで頬木で砂をかき集めているような音が頭の上からずっと
降り注いできます。

早速、管理会社と設置した業者に問い合わせると、換気扇とは

そんな音がするものだと言い張ります。
以前の数十年前の型の換気扇の音と変わらない騒音がして
静かなトイレタイムとはいきません。

何とかしてほしいと言っても、同じ機種であり、同型の新品と言い

このまま押し通そうとします。
私用するのは私達ですから、これからずっとこの騒音を我慢するのは
とても耐えられません。

結局、この大手電機メーカーの人がもう一度調べに来ることで

話が付いたのですが、設置業者も、管理会社も調べようとはせず、
そのまま事を済ませようとする態度に非常に腹が立ちました。

某大手電機メーカーのものだから大丈夫と言った過信や

自分たちの主張を何としても通そうとする態度は、
日本の企業に昔から根付いている体質で、様々な業種で
多くの消費者が泣き寝入りしている事からも解ります。

ともかく、数日後に、メーカーから調査に来るようです。

昨今の、食品メーカーのトラブルで、世界的大企業が
窮地に立たされるほど、最近の消費者トラブルは企業を追い詰めます。
ほんの小さなことでも、なおざりにしないで、真摯な態度で望むことが
これからの企業人の在り方と思えます。


新しい換気扇が騒音を奏でる

2015-02-07 16:37:25 | 新製品

トイレの換気扇の取り換えが終わって、我が家のトイレタイムに
静寂が訪れると思いきや、頭の上からは、ほうきで砂を掃く様な
ザラザラとした音が鳴り続けます。
業者に来てもらい確認をしてもらうと、換気扇の音はこんなものだと
言われ、思わず、絶句してしまいました。
日本のトイレの換気扇は皆こんな音をしているのか、いや、今まで
聞いたことも体験した事も無い。

聞くと元々、大きな部屋に付ける換気扇が設置されていて、同じ機種の

同じ型の新型を取り付けたと言います。
以前の換気扇は、30年以上使われていて、入居時から最近までは
極めて静かな状態でした。同じ機種がしかも最新のものであるなら
数十年前の同じ機種よりはるかに性能が良く、少なくとも付けた時は
前の換気扇と同じくかそれ以上に静かであるはずなのですが、
換気扇の音はみなこんなもものと業者は言い張ります。

取り付けたからには悪くても取り替えないと言う営業側の気持ちが

見え見えで、話してもらちが明かないので、メーカーに確認を
取らせるという方向で話がまとまりました。
しかしながら、もし、メーカーの言い分がまた同じなので有れば
この大手メーカーのレベルは最低としか言いようが有りません。

自分たちは商品を卸し、それを工事関係者が設置し後は

その商品が良かろうが悪かろうが消費者の責任の様に取られるのは
非常に腹立たしい、日本の縦社会の悪癖と思われます。

たとえ換気扇一つでも、その商品が会社の顔であることに変わりは無く

品物に対する自信もプライドも無く、ただ売れればいいと言う感じは
これからの社会では生きていけないのが解っていないのでしょう。

今や、世界の大手食品メーカーがずさんな商品管理の元

企業経営の危機を迎えています。
より良い安全な製品を消費者に提供するのは生産者の義務です。
役に立たない、不快感を抱かせるような物を販売するという事は
自分たちのレベルの低さを露呈するものです。
今後のメーカー側の対応をよく聞いて、判断したいと思います。