めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

小池東京都新都知事に物申す

2016-09-15 16:02:34 | 東京

夏の都知事選挙で、新たなる知事として、小池百合子氏が
選ばれました。
数百万の都民からの支持を受け、大きな期待を担いながら
荒海に向かう東京丸の船長となったのです。
私たち都民の行く末は、貴女の想いに託されているのです。

しかし、この様な思いを、これまで何度も抱きながらも

いつの間にか、期待が、落胆に、落胆が、怒りに変わった
事でしょう。
政治の舞台に立つ人は、その背中に多くの人々の期待が
掛かっているのです。
更には、他の人を支持していた多くの人々も、同じ船に乗り
運命を委ねているのです。

もちろん、短い任期の間に、思いをすべて叶える事は出来ず、

政を為す事の難しさを痛感する方も多いと思われます。
とは言え、問題は、任期以前に、己の至らなさにより、
国民に支持者に、引きずり降ろされる器の政治家がいかに多いか、
人々の代表であり、私たちの想いを託されているはずなのに、
いつの間にか私利私欲に駆られて、自分の地位を役職を使った
悪態を演ずるとは、政治家だけでなく、そんな人を選んだ
私たちすら悲しい思いと成ってしまいます。

どんなに強い意志を持って臨んだとて、政界という魔城に住めば、

いつの間にか、自らも妖怪変化と化してしまうのでしょうか。
しかし、それでは、国民は、その国で生き、命を託し、家族を
育てて行く想いを失ってしまいます。

選挙にあたり、ほとんどの候補者は、自らの夢を語り、私たち

庶民に明るい未来を約束する演説を行います。
一人一人に頭を下げ、私たちに大きな期待を抱かせます。
その結果、辛い選挙戦を勝ち抜いた喜びと共に、自分を支えてくれた
多くの支持者、そして票を与えてくれた有権者に感謝します。

ところが、議員バッジをつけ登院したその日から、その熱い思いは

次第に薄れ、自らの願望夢にまい進し始める方が多いのです。
議員としての仕事は行っても、私達との約束は次第に失われ
しばらくすれば、先生として足元にも及ばないところから見下ろします。

全部とは言いません。しかし、こんな議員が履いて捨てる程いるのです。

東京都都知事として当選するまで、多くの軋轢が有り、様々な目に見えない
圧力に苦しみながら、自分の抱く想いを信じて戦ってきたはずです。
単に政治家としての戦いだけでなく、個人的な嫌がらせ、妬み、そしりと
人間の醜い部分でのプレッシャーも感じて来たはずです。

例え、知事になったとしても、この手の圧力は無くなるものではなく、

むしろ、以前よりも強く執拗に加えられてくるはずです。
この事は、新たなるものへの当然の行いであり、どこの社会に於いても
生まれるものです。

人は、自分の生き方を変えられることに抵抗を覚えます。

まして、自らが望まない方向に対しては、あくまで否定をしがちであり、
出る杭は打ち、更には引き抜く方向に進むものです。
新知事の行動に否定的な人は、自らのテリトリーが犯されることを不安視し
反射的に、否定的な行動を取るものです。

しかし、出る杭は打たれても、出過ぎた杭は、次第にその杭に対する

新たなる社会や環境が生まれるものです。
私たちは、どんなに嫌な事でも、その事を否定できなくなると、否定を
肯定として受け入れるものです。

つまり、私たち有権者、更に都民にとって、都知事としてのこれからの

様々な役割以前に、新たなる杭として出た自らの方針を、決して曲げたり
あいまいなものにしてはならないのです。

この事が出来ないのが多くの政治家の愚かさであり器の小ささなのです。

保身に努め、自らの欲に思いを託す政治家は、もはや人々の上に立つ事も
人々の代表として存在する意味もないのです。

政治をすると言う事は、人々を幸せにするための独裁者でなければなりません。

私欲のための独裁者は人々を不幸にしますが、私たちの想いを決して裏切らず、
何が有っても貫ける人が、本当に私たちが求める政治家なのです。

そして、大切な事、いかなる政も、未来の幸せに続くための英断によって

成されることで、いずれ任期を終えた後も、未来の人々に長く称えられ
語り継がれる事と成るのです。



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1 コメント

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人の吹き溜まりになった東京 (Hideaki Okada)
2019-06-07 09:13:46
東京へ久しぶりに戻って、あまりに肥満体の人にあふれているのに驚きです。それも中途半端ではありません。特に若い女性に多い。多くが、病院へかかっているはずでしょう。医療保険の使用料は、とてつもなく多く、医療保険の財政を圧迫していることでしょう。都知事は、現実をご存じなのでしょうか。
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