めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

梅雨が明けたの、かな!?

2015-07-12 08:16:46 | 大自然

朝から青空が広がり、多少蒸し暑いものの、真夏の日差しです。
一週間の予報を見ても、もう、梅雨の兆候は有りません。
しかしながら、これは南からの台風の影響か、また、台風の動きから
新たに前線が発生するかもしれません。
とは言うものの、久し振りの青空に、洗濯物がよく乾きそうです。
最近、生乾きの衣類が、ちょっと臭う事も有ったため、この青空は
貴重です。

少し寒い位の天気が続いていたため、このまま真夏の暑さがやって来ると
身体が上手く付いて行けるか、毎度ながら、熱中症や夏バテが心配です。
さらに、最近では、蚊にも注意が必要で、近所の公園では、デング熱を
媒介するハマダラ蚊への注意の掲示が目に付きます。

昔の日本の夏は、はっきりとした季節の移り変わりが感じられて、

ちょうど今の時期は、梅雨明けと共に、ニイニイゼミがうるさく鳴き始めます。
そして、何処から飛んで来るのか、沢山の種類のトンボが空を舞い
海も川も夏の生き物で溢れていました。

子供達は、夏休みが待ちきれず、川や海に遊びに行き、春先に生まれた

沢山の稚魚が大きく成長し、群れを成して泳ぐ姿に感動したものです。
都会に住んでいると、人工的に作られた公園や緑に、多少なりとも心が
癒されるものですが、やはり、自然の雄大さや豊かさを見せるには
少し無理があります。

今の子供達は、昔の日本を知らないので、今の都会の自然が当たり前と

感じるのかも知れませんが、人間の都合だけで作りあげられた自然は
ファッションと同じく、いずれ価値を失って行くものです。

私達は、生活が豊かになり、様々な物を手に入れられる様になると

幸せだと感じる事が多いですが、もっと感動的でエキサイティングな
喜びは、溢れるばかりの大自然の命を感じる時に得られるものです。

この感覚は、太古の昔から私達の身体に影響を与え続けて来たもので

人間が作った物をはるかに上回る地球規模の感動と言えます。
私達は、かつて、人知が及ばない大自然の驚異を神のものとして
恐れ称えたものですが、今や、人類の作り物が基準となってしまった為
大自然に対する敬意も恐れも無くなってしまったのです。

その結果、取り返しのつかない異変が地球に起こる様になり、

自らが苦しむ事態となって来ているのです。
地球上のあらゆる生物は、同じ大気の元で、お互いにバランスを取りあい
関わり合って生きて来ました。
その関係を壊してしまったのが、他ならぬ人類なのです。

しかし、人類の進歩として行った行為が、実は、自分たちの首を絞めている

そう思えるようになるにはまだまだ時間が掛かりそうです。
もし、このまま、私達人間のエゴが続けば、いずれ私達の未来は
無くなることを、世界中の人々が理解できることが大切です。

あと、数十年楽しく生きられればいいと言うなら、今のままでもいいでしょう。

しかし、私達の孫や未来の日本人に、そんな地獄の世界を体験させたいと
思う人はいないでしょう。
私達が、これから健康で幸せな未来を築いて行くには、もうあまり選択肢は
ないという事を知っていなければなりません。



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