めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

耳を貸さぬ船長、日本丸危うし!

2015-07-21 10:01:25 | 過去の過ち

ついに梅雨明け宣言がなされました。
台風が熱帯低気圧となって、日本から去った途端
日本中は、ギラギラと光る真夏の太陽にさらされ
まるでサウナに中に居る様です。
しかも、台風の後、南から湿った空気が流れ込み
暑さだけでなく湿度の高さにグッタリとしてしまいます。

そんな中、我日本丸は、国民の声に耳を貸さない

独断船長により、新たなる方向に進路を変えようとしています。
この生きにくい今の日本の社会にあって、何とか国民を
幸せの方向に導いて欲しいものですが、相変わらず
一部の人にしかその恩恵は得られず、更には、多くの国民が
不安視する事態へと進んでいる事には、大きく目を開き
耳を澄まして監視しなければなりません。

いかなる理由があるにせよ、かつて何度も国民を苦しめ

多くの国に迷惑をかけた方向には進んではならないのです。
しかしながら、この事にどれだけの人々が関心を持ち
自らの未来に大きな影響が有ると思っているでしょうか。

戦後半世紀を過ぎ、過半数の国民は、あの苦い体験を

過去の記録でしか感じられません。
更には、様々な情報操作の元、国民は、隣の家が火事に
なるまで気が付かない状態です。

私達の住む日本は、なんでも手に入り、一見自由な国と

思いがちですが、実は、いつの間にかに、牙を抜かれ
優しい羊だらけになっているのです。

何でも手に入るという事は、不満を訴える事が少なくなり

この事は、指導者にとって非常に有利と成っています。
更に、ネットの発達により、なんでも知ることが出来る事により
上手く情報操作ができる様になってもいるのです。

私達が知る事以上に私達のプライバシーは筒抜けで

国民の意思は、思うがままに操る事も出来る様になりました。
つまり、いかなる独裁的な手段を講じようが、反対の声を
封じ込める事も容易くなっているのです。

生活もままならない、未来も保障されず不安を抱える国民が

増える一方で、またもや過去の過ちを繰り返そうとするのは
国民を代表するリーダーのする事では有りません。

この暑さは始まったばかりです。

クーラーも扇風機も無い部屋で、熱射病で亡くなる人も増えます。
こんな人たちも、その時、一番必要な情報が、届いていれば
命を失う事もないかも知れません。

私達国民が、今一番欲しているものは何であり、

一番欲していない事は何かを解っていないと、
船長は任せられません。
一日も早く、座礁しない、沈没しない海域に導いてくれる
日本丸の船長を緊急募集したいものです。