めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

魚を釣らずに自分を釣った

2015-02-24 14:06:50 | アクシデント

私が長年楽しんでいる趣味の中の一つに釣りが有ります。
釣りをされる方は結構多くて、最近では釣りガールと呼ばれる
ファッショナブルな出で立ちの女性も目立って来ました。
レジャーな中でも、直接自然の産物を、自分自身で捕獲して
更には食べると言う、基本的な本能を満たしてくれることから
何もかも近代化している都会にあって、格好のリラックスタイムになります。

しかしながら冬場は魚達の活性が落ち、なかなか釣果が上らないのです。
それでも、私の様な、何十年も釣りをしてきた、釣りバカ?は、寒さをついてでも
せっせと出かけるものです。

先日そんな最中、久し振りに獲物をゲットしました。
大ぶりのカサゴを2匹釣りました。
カサゴは、見てくれは悪いものの味は最高で、最近では高級魚として
高級料理店では引っ張りだことなっています。

そんな訳で、大型のものは滅多に釣れず、寒い釣果の減る冬場で
思いがけない獲物に歓喜しました。
翌日は、夫婦で美味しい尾頭付きのカサゴの煮つけを食べました。
新鮮でプリブリとした食感は脂が乗ってとても美味しく、東京湾の海の幸を
十分に味わう事が出来ました。

昨日は、また近いうちに、柳の下のドジョウを狙って釣りに出かけようと
釣る為の仕掛けを作っていました。
そんな時、またアクシデントが起こりました。

痛たっ! 痛たた、アア~~!!

深夜に釣り針が指に刺さったのです。
何でと思われるかもしれませんが、釣り人は次の釣りに出かける前に
仕掛けを準備するのです。
針と糸が一緒になった簡単なのは量販店に数多く打っていますが、
長年釣っていると、自分のオリジナルの仕掛けを作る様になるのです。

深く刺さった釣針は返しが着いていて、そのままでは抜けない様になっています。
こうなると病院に行って抜いてもらうしかありません。
早速近所の総合病院の夜間外来病棟に出かけて行きました。

幸い、麻酔を打って直ぐに抜く事が出来ました。
二三日分の痛み止めと抗生物質を頂いたのですが、
今朝目が覚めると、傷口も塞がって何の痛みも有りません。

しかしながら、最近アクシデントが連続しています。
妻曰く、今度厄払いをしてもらったら、と
でも、要は、私の不注意が原因ですから、
神頼みより、これから自分の行動を十分注意して
妻や息子にブログネタを提供しない様に気を付けることとなりました。


身の回りに起こる想定外!

2015-02-17 13:07:36 | アクシデント

様々なアクシデントが降り注ぐ私について書いてきましたが、
我が家の建物に関しての信じられない出来事を書いてみます。

先日、数か月前から調子が悪かったトイレの換気扇を30年振りに
なおしてもらいました。マンションの管理会社が派遣した業者により
新しい換気扇に換えられ、これからは騒音や妙な雑音に悩まされずに
快適なトイレタイムが得られると思っていました。

ところが、設置して直ぐ、前にも勝って、ザワザワと砂を掃く様な音です。
新品の機械を設置したはずなのに、早速、会社に問い合わせると
換気扇は新機種で、そんな音はしないとの一点張りです。

それにしても気になるので、何度も交渉して、ようやく電機メーカーの
専門の方に調べてもらう事となりました。
数日後、ようやく来てもらうと、とんでもないことが発覚しました。
トイレの換気扇の外へと通ずる換気口が風呂場の換気扇と繋がっていて、
風呂の湿度の高い空気がトイレに流れ込み、トイレの換気扇の中で
水滴となって溜り、換気扇の周囲が水浸しになっていたのです。

以前の古い換気扇は、年代物とあって、殆ど機能していなかったのですが、
新しいのに変えて、吸引力も増し、風呂の空気も吸い込んでいたのです。
つまり、トイレも風呂場も一本の換気管で繋がり、トイレで冷やされた
水分をたっぷりと含んだ空気が、トイレの換気扇の周りに水滴を作ったのです。
朝方トイレに行くと、水を跳ねる音がしていた訳で、換気扇業者も
マンションの構造のいい加減さに呆れ果てていました。

そういえば、以前お風呂の換気扇の空気出口が脱衣場になっていて
洗面所がいつもカビて大変だった事もあり、この時は、今もですが、
洗面所の換気スイッチは使わない状態となっています。
いわゆる、建築時の典型的な手抜き工事であり、あまりのずさんさに
呆れてしまいますが、賃貸である事も有り、すでに30年以上もたっている事から
もう改めて工事をしてもらう気も有りません。

できるなら、新しい所に引っ越したいところですが、今の時期
その様な予定は全く組むことは出来ず、しばらく我慢をする事となりました。
我が家の意見も、多数決で、私の強硬な意見が抑えられ、
このまま、風呂を使う時と風呂場を乾燥させる時は、トイレの換気扇を回し続け
風呂の蒸気がトイレに入らない様にすると言う、本当に馬鹿げた事を
続ける事となりました。

どんな住宅も完ぺきではないと思いますが、住むにつれて至る所から
欠陥が見つかると、本当にがっかりしてしまいます。
そういえば、かつて、勤めていたビルの向かいのビルの屋上にある
巨大な水槽タンクの下の大きなコンクリートの足が、何気なく眺めていると
キラキラと光っているのを発見しました。

隣のビルの管理人と屋上に上がって確かめてみると、
直径1メートル程の四角いコンクリートの足場の一つが
壊れて角から空洞になっています。

そこで見たものは、何と数十本のコーラの瓶でした。
信じれれないようなこの光景は、日本でも代表的なレコード会社の
10階建てビルの屋上の事です。

今ではそのビルも取り壊され、その後に、更に大きなビルが建っていますが、
もし、地震でその部分から破壊されれば、数十トンのタンクの水が
真下の商店街に流れ落ちる事になるかも知れなかったのです。

外からは見えなければ大丈夫と言う、姑息な考えで作られる建物は
すでに人が住む場所では有りません。
巨大な都市が、それこそ砂上の楼閣とならないよう、近い将来
予想される大地震の時、被害を増す原因とならない事を祈りたいです。


二度ある事は三度ある!?

2015-02-16 13:39:55 | アクシデント

最近、私のアクシデントが続きます。
先週は、目薬と間違えて、うがい薬の原液を目に入れて
とんでもない痛みを味わったのですが、ホッとしたのもつかの間、
翌日の土曜日に、またまた災難が降りかかってきました。

仕事から帰ると、定期を入れた財布が行方不明です。

バスに乗る時は在ったのですから、中で落としたのに間違いありません。
早速ネットでバスの運行状況を調べると、先ほど乗ったバスが見つかりました。

バス会社に問い合わせ、運転手に連絡を取ってもらうと、最終目的地のバス停に

バスが着いているのに連絡が有りません。
最近、大きい財布は持たず、財布定期入れカード入れを兼ねたコンパクトな
二つ折り財布を持ち歩いています。
この日は、バスに乗る前に、夜食の食材を買って、両手に荷物が
一杯であった事も有り、財布をバッグの中に入れる時に落としてしまったのです。
この中には、運転免許証から各種カード、更にお金と、私にとって大切な物が
殆ど入っています。

連絡が無い事から、もう一度センターに連絡すると、どうやら見つかった様で、

折り返しバスが車庫に入る前に私が降りたバス停を通過するとの事で、
バス停で手渡してもらう事となりました。
本当は翌日、本社の方に受け取りにいかなければならないのですが、翌日は
朝から用事がある為、どうしても定期が必要です。

そのような訳で、まるで駅伝のランナーの様に無事手にすることが出来ました。

この時、本当に日本で良かったと思いました。
海外でこのような事が有れば、まず、戻ってこないとよく言われます。
お金も各種カードもまったくなくなる事なく帰って来ました。

そのような訳で、昨日は無事定期が使えて、朝から外出となりました。

昼過ぎまで用事を済ませ、すっかりお腹を空かせて食事です。
おりから街は春節のお祝いで活気を帯びています。
お腹もすいている事も有って、この日は、御饅頭の食べ比べとなりました。

決して大食いではないのですが、一つずつならば数件回ることが出来ます。

同じマンジュウでも店によって味がかなり異なります。
何件か回って、最後に小龍包を食べる事となりました。
熱々の焼き小龍包は中々の人気です。

それまで沢山食べてきたので、プラスチックの器に4個買いました。

店の片隅に座り、少し茶色く焦げて美味しそうな小龍包に口を当てました。
その時、また、事件が起こりました。

ア~ッ! やっちまった~!!


焼いた小龍包は少し固めで、思わず普通のマンジュウの様に食いついてしまったのです。

その瞬間、溢れんばかりの肉汁が、まるでコーヒーをこぼしたように、私のジャンパーに
降り注ぎました。たっぷりの肉汁で有名なお店だけあって、その量は胸からズボンを濡らす量です。
直ぐにハンカチで拭き取るも、見るも哀れな姿です。

目の前に座っていた親子連れが、思わず箸を止め、小龍包の皿をテーブルに置き

何やらひそひそ私の方を見ながら言い合っています。
でも、食べ終えなければ店を出られません。
何とか急いで頬張って、街中へ出ると、何処からか春節の音楽が流れています。
それからは、衣類が汚れている事も有って、あまり観光する事も無く、帰宅しました。

ここ三日間の私のドジぶりは、家族の目を増々丸くしました。

二度ある事は三度あると言いますが、今週は無事に過ぎてくれることを願っています。
でも、記憶に残る日々として、楽しい思い出にはなりそうです。


大事件のその後

2015-02-14 13:20:45 | アクシデント

昨日のアクシデントは、へたをすると失明の危機にありました。
幸い、近くに水道が有り、直ぐに水で洗ったのが良かったようです。
しかしながら、眼科で診てもらうと、目の表面が火傷をしたようにびらんして、
黒目も白目も傷だらけの状態でした。

更には、目の周囲の粘膜も傷ついて、真っ赤に腫れ上がってしまいました。

当日は、目だけでなく周囲の粘膜も痛かったのですが、今朝目が覚めると
前日の痛みは嘘の様に無くなって、ホッとしました。

とは言うものの、いまだ後遺症は残っていて、顔の半分と目の周囲が腫れています。

遠くの文字を読もうとすると、二重にぼけてしまい、テレビやネットの画面を見ていると
目が乾いて来るのか、すこし張ったようになり弱い痛みを感じます。

本当にちょっとした事で私達は様々なアクシデントに見舞われる様で、

他人事と思っている事も、いつ自分に降りかかるかも知れないのです。
と、このような殊勝な気持ちでブログを書いていると、私の横でニタニタと笑う妻が
私のドジぶりをフェイスブックに書きたくてたまらない表情をします。
昨日も、私が苦しむのを他所に、載せる事を懇願していました。
確かに、逆であれば願っても無いネタです。

しかし、妻のフェイスブックは、私の兄弟から親戚、同窓生と数々の知り合いがいます。

私はフェイスブックをしていませんから、この事件が広まるのは妻のアップ次第なのです。
昨日今日と我が家の中でも、各人がお笑いのネタを手に入れたかのような薄ら笑いです。
まして、口の悪い弟や親戚に知られりゃ、会うたびに言われそうです。

とは言え、最悪の事態は回避できたことは本当にラッキーでした。

こんな漫画のような事が起こることもあるのです。
二度とこんな目には遭いたくないと思う反面、だから人生は楽しいとも思います。
人生の後半を迎えたとはいえ、これから何が起こるか、あの世から迎えが来るまで
この世を十分楽しみたいと思っています。