めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

しまった!? 財布が無い!

2014-06-26 20:47:49 | 社会

出勤する途中、バスの中に財布を落としてしまいました。
その中には、免許証から生活に必要なカード類が入っていて
もし失うと途端に身動きが出来なくなってしまいます。

私が物を落としたのは、30年程前に靴を入れたシューズバッグを

タクシーの中に置き忘れた時以来の事です。

バスの行先は解っているので、バスセンターに問い合わせをしましたが、

最終地点に着くまで連絡が取れないとの事でした。
多少お金も入ってはいたのですが、早速仕事に差し支えてしまいます。
ともかく仕事場に行かなければならず、その後の問い合わせは妻に任せ
一抹の不安を抱きながらその場を後にしました。

それから、30分もしなかったでしょう。

突然、妻からの電話、妻の元気な声で見つかった事が解りました。
一時間ほどして妻が受け取りに行くと、中身は全く紛失することなく
私の手元に戻ってきました。

よく、海外で物を無くすと、ほとんど戻る事は無いと言われます。

日本以外の国々がすべてとは言えませんが、日本人がいかに誠実で
困った人の事を自然に考えられる民族だと、思わず誇らしげに思いました。

かつて、他人の財布やバッグを拾った事が有りますが、何も考えず

ただ、普通に届けたものです。
ひょっとしたら多額の現金が入っていたかも知れません。
いや、入っていたとしても、それを取ろうなんて考えも浮かびません。
多くの日本人はそうやって育ってきているのです。

でも、いざ自分が落とした時の不安と焦りは相当なものです。

それゆえ、直ぐに戻ってきたことが、本当に幸せに思えたのです。
こんなにも素晴らしい国民性を持った日本人が、人を傷つけたり
憎んだりする民族にならない様、国のかじ取りはしっかりと
考えて欲しいものです。



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