羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

蛍光鉱物の本

2011年10月03日 14時28分32秒 | Weblog
 昨日、立ち寄ったIMAGE2011「国際ミネラルアート&ジェム展」で、一冊の本を見つけた。
『蛍光鉱物&光る宝石』ビジュアルガイド 山川倫央(やまかわ のりお)誠文堂新光社刊。
 これは二冊目の本らしい。しかし、「光と色とか煌めき」「蛍光鉱物」といった幻想的でありながら科学的現象を、丁寧にたくさんの写真とともに解説している本だ。
 野口が関心を持った時代では考えられない出版物である。日本の鉱物愛好も裾野が広がった証拠かもしれない。
 事細かに説明があり、今まで断片的に入っていた知識が、まとまりを持って理解できるところがいい。
 この著者は「鉱物たちの庭」というホームページを持っておられる。
 一般の人々に鉱物の世界を解説してくれる入門としてもおすすめのサイトである。
 そのなかに「蛍光鉱物」の解説と写真が収められている。

 これまで野口没後も「蛍光鉱物」が集まってきたこともあって、どの石もさっと現物の色が目に浮かぶ。
 石の世界は奥深い。細かい知識はさておいても、結晶と色彩と変幻する蛍光の世界を楽しむだけでもよい、と思う。

 というわけで2009年にすでに出版された本だが、昨日、フェア会場内の紀伊国屋書店で見つけて、歓喜したのだった。そのまま朝日カルチャーセンター日曜クラスに持ち込んで、現物と並べて見ていただいた。
「本が違ってみえますね」
 本は本で参考になる。
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