羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

やっぱり立春の卵?!

2006年02月05日 08時18分40秒 | Weblog
 昨日の朝日カルチャーセンター土曜日クラスは、奇跡が起こった。
 予想もしなかった方々が、逆さまに立ってしまった。
 一人は女性、一人は男性。
 そして今までに逆立ち練習をやっておられた姉妹も、もっと楽な逆立ちへの道が見えてきたようだった。
 包助の練習を主にやっておられる男性も、コツにはまってきた。
 途中経過をかなぐり捨てて、一気に逆立ってしまう男性も軽くなっていったし、強引に立とう立とうという意識ばかりが先行しておられた御仁も、腰の力がすこしだが抜けるようになってきたようだった。

 ここでもう一度、怪我にくれぐれも注意したい。
 そしてもう一つ、まだまだ逆立ちへの道が暗い方への思いやりも忘れてはいけないと自戒している。
 なぜって、できないときのつまらなさや悔しさは、なんとも言いようのない虚しさに導かれてしまうから。
 かくいう私も、ほんとうに長いこと逆立ちは夢のまた夢のことだった。
 夢は最後まで夢でもいいのだけれど、夢の実現もまた一つの夢。

 とにもかくにも自己流の練習を密かにやらないで、からだを徹底的にほぐすことをオススメする。
 重さの方向がからだでわかってくれば、野口体操の逆立ちは楽にできる。のびのびが肝心。しかし、筋力の弱い人が無理やりに力をいれて「エイヤッ」とばかりに立つのが問題なのだ。

 逆立ちはいろいろなバリエーションがある。
 ゆっくり、じっくり、マイペースでやってみましょうネ。
 因みに昨日、「脳天逆立ち」ができてしまった男性が、「脳天逆立ち」感想をかかれている、ご自身のブログ「健康誌デスク、ときどきギタリスト」を左のトラックバックに載せておられる。クリックしてはいかが。

 やっぱり立春は卵だけでなく、人も逆立つ日だった。
 
 「たかが逆立ち、されど逆立ち」である。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 立春の卵 | トップ | 逆立ち歩き »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事