羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

姿勢観

2007年06月16日 20時08分39秒 | Weblog
 今日は、なんだかくたびれた。理由はよくわからない。
 出かけるぎりぎりまで、準備をしていたのがいけなかったのか。
 気合を入れて出かけていったのに、いままでのなかでワースト5に入るくらいさえなかった。途中から頭が回ってくれなくなった。

 皆さんにも資料をお配りした。
 そうした場合、机と椅子があるほうが、受ける側も授業をする側もやりやすいということを体験した。

 これで3連続して姿勢についてテーマにしてきた。
 そろそろ次のテーマに移っていこうと思っている。

 今回の収穫は、「ルーの法則」を経験的に知っていたクラシックバレエのからだのつくり方を知ったことだ。
 東洋的構えや舞踊における姿勢のとりかたのうち、共通しているのは、上体の起こし方だ。ただし脚全体・膝のあり方は、まったく異なっている。

 今年は浴衣に下駄を履き、花火大会に出かけようとしている若い女性たちは多い。そこで立ち居振る舞いや歩き方等々、日ごろとは異なっているだけに、本人が一番戸惑うことになるのだろう。

 「死生観」ならぬ「姿勢観」ということばが口をついた。
 いろいろな問題を比較対照してみると野口体操がいかに基本的な身体の問題をテーマとして半世紀の時間のなかで熟成したかがわかってくる。

 教えることは学ぶこと。
 明日は気を取り直して、がんばり過ぎないようにしたい。
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