羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

アメーバー型ネットワーク

2006年12月21日 19時50分51秒 | Weblog
 YKKap社の月刊誌「ザ・ネイバー」2007年2月号がとどいた。
 来年1月に出る雑誌だ。
 記憶が定かでないが、10月ごろに取材を受けていたと思う。
 雑誌のなかの「HOBBY入門」4ページの記事である。
 非常によく勉強している女性ライターさんが取材にいらした。
 一般の書店で買うことはできないのは残念だ。丁寧に作られている雑誌だ。

 その中で、面白い記事があった。
 グループの社長・吉田忠裕氏と元旋盤工で作家・小関智弘氏の巻頭対談だ。
「モノづくりの時代」。
 小関さんが次のような発言をなさっている。
「アメーバ型ネットワークといっていますが、町工場は誰が中心ということではなく、その時そのときに応じて変幻自在に形を変えながら仕事をこなしてきた。そこに町工場が集積する強さがあると思っています」

 どこかで聞いたような内容だ。
 野口三千三先生の発想は、日本が世界に誇る技術を持つ町工場にも共通するのだ。

 人間の感覚力は、磨けば素晴らしい能力を発揮するものなのだということもわかる内容を話されている。
 
『原初生命体としての人間』の発想は、ようやく理解される時代になってきたのだろうか。
 
 職人の徹底した技術は、ものすごいものだとつくづく感じる対談だ。
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