羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

正月二日に思う

2020年01月02日 09時16分06秒 | Weblog

これから3月いっぱいを目処に、整理するものの一覧表をつくった。

実は、昨年夏ごろから、2020年は年初から取り掛かろうと心算はしていた。

それが蔵の床が待ってくれなくて、取り掛かってしまったというような事情。

ここまではあまりにも突然だったので、自宅のものを中心にどんどん片付けをしてしまった。

今年からは、落ち着いて丁寧に仕分け作業ができると思う。

まずは、昨年の大晦日に、江戸独楽作家の福島保さんと話をするうちに、独楽に関しては引き受けていただけることになった。

修理、組み合わせ、残すもの、差し上げるもの、捨てるもの・・・・、意見をかわしながら進めることができそうだ。

石に関しては、私の中でおおよその方向が決まっている。

どなたに託すのかは、3月はじめまでに絞り込み、打診したいと思っている。

 

他にもこれまで捨てる事が出来なかった父母のもの・自分のものを捨てる決断がついてきた。それは「時間」のおかげだ。

ものが捨てられないのは、自分の心が何事かにとらわれているからなのだけれど、こうして日々の中でイメージとして取捨選択を繰り返していると、これからの心の向かう先が見極められるようになってくるようだ。

それを決めるのは、ものや人との関係にからめとれらている自分から、わずかながら解き放たれていく"からだの中の時の流れ”のような気がしている。

最後に迷わずこれだけは残すもの、残さなければならいものは、すでに決まっている。

それが自分の手元に無傷で残っているのは"ありがたい”の一言である。

 

2020年4月8日、71歳の誕生日は、きっと清々しい気持ちで迎えられそうな予感を得ている。

令和二年 正月二日 本日も晴天なり

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