羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ふりむけば・・・でなくて目の前に迫るキャッシュレス社会!?

2018年12月18日 13時54分20秒 | Weblog

駅に隣接する東急スーパーが「セルフ精算レジ」を導入した。

今まで通りのレジを一箇所だけ残して、ほかはすべて変わってしまった。

商品のスキャンは店員さんがした後に、設置されている機械で支払いをする。

今のところ一人の店員さんがそばに立っていて、使い方の指導をしている。

自分も含めて、誰もがマゴマゴしている。

見ると混雑する時間帯のレジには、長ーい列ができている。

それでもちっとも早くない状態は、しばらくすれば解消するのだろう、きっと。

混乱の要因は、大きな文字表示なのに、画面から意味を読みとるのに時間がかかっている。

読んでから、どこに何を入れるのかを判断し、速やかに行動することができないお年寄りがまごつく。

私もその一人なんだけれど。

 

次なる話。

昨日のこと「ガス設備 定期保安点検」の検査員が来宅。

一通り点検を終えてから、消火器の期限が数年前に切れていることを指摘する。

新しいものを届けにきた時に、古い消火器は引き取ってくれるという。

「・・・お支払いはその時、現・・・・」

「いえ、振り込んでいただきます」

現金と言い終わる前に、言葉を遮られてしまった。

彼女いわく

「クレジットに移行していただきたいのです」

「キャッシュレス化ですね」

「はい!」

現金払いから、クレジット払いへの移行を、積極的にすすめているらしい。

宅配日を約束した。そのまま女性検査員と雑談。

「大手はいいかも・・・でも、個人商店はこれからどうなっていくんでしょうね」

かろうじて残っている店は一掃されて、大手やチェーン店に変わっていくことになりそうだ、などと・・・・。

 

確かに、交通機関利用は、キャッシュレスになって久しい。

久しいどころか、いつから変わったかも忘れてしまうほど以前のことだ。

今更、現金で切符を買う方法には、戻ることはできない。

ということは、日々の買い物も、個人商店には足を向けなくなる日も近いのだろうか。

何れにしても、来年の消費税アップを機に、キャッシュレス社会に有無を言わさず誘導されて、こまごましたものまでカード払いに慣れてしまうのか?!

ふりむけば・・・でなくて、目の前にキャッシュレスが迫っているー。

 

乾物屋さんが町から消えたのは早かった!

豆腐屋さんは、すでに一軒もなくなった!

調理の仕方を教えてくれる魚屋さん、おしゃべりが楽しい八百屋さんも、時間の問題!

あーぁ、昭和は遠くなりにけり。

コメント
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