羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

反省しきりの講演にコメントをいただく

2012年06月23日 10時24分02秒 | Weblog
 先日行ったミッション系某女子短期大学チャペルでの講演に寄せられた学生からの感想が、事務方の担当者から今朝メール添付で届けられた。
 いろいろ条件があって、……とりわけ気にかけたのは礼拝のあとすぐ続いて始まる、という条件だった。
 そこで雰囲気を壊さず、話が中心だけれども“野口体操なのだから少しでもからだを動かしてもらいたい”、
“能動的に実体験してもらいたい”ことも実現したかった。
 ひとつは、3Dをみてもらうことにした。
 話、からだをゆすり、3Dを見てもらい、と欲張った。KeyNoteで話の筋を作っていった。
 が、終わった時に、燃焼不足で「伝わらなかった!」という思いが去来し、いつになく落ち込んでいた。
「落第点だ!」と反省することしきり。
 
 しかし、学生からかえってきた言葉は、なかなかに捨てたものではなかった。
 若い感性はたった1時間のなかで、伝えたかったことをしっかり捉えてくれたようだ。
 だいたいリポートを額面通りに受け取らない習慣はついている。今回も多少差し引いて読んで、ほっとするコメントが多かった。全員ではないけれど、ここに載せてみたい。
 
 因みに、龍村仁監督の3分CM「人物映像度キュメンタリー野口三千三」を見てもらったことがよかったみたいだ。このコマーシャルは名作だということを改めて実感した次第。

*********

アセンブリー・アワー (2012/06/20)

・自分の感覚を開くというのは難しいことなのだなと思いました。
・3Dすごかった。主観を大切にしようと思った。野口さんはすごい人だと思った。
・道具を使わずに立体的に見る事ができるなんてスゴイ!体操が楽しかった。
・立体視を、自分の目だけでできるのは驚きました。
・体操面白かったです。猫背なので試してみようと思いました。ありがとうございます。
・3Dのポストカードが3Dに全然見えなかった。目が疲れた。
・テストの時に緊張しすぎて力が入りすぎると上手くいかなくて、逆にリラックスした状態でテストを受けると上手くいくのはこういうことだったのかと思った。ゆとりを持って生きていこうと思った。
・寄り目にしたら奥行きができたので不思議な感じがした。
・初めて見た野口体操は不思議だった。
・体操をしたら気持ち良くなりました。家でもやってみます。
・体全体を使ってリラックスする時間を日常的に作っていけたら良いなと思いました。
・体を動かすことは大切なことだと思いました。
・普段使わない体の動きで面白かった。
・体の事を知れてとても役に立つと思った。体操はすごく楽しかった。
・3Dになりました。おもしろい講義だと思いました。
・大学に入って体育をやらないから運動しようと思った。
・野口体操楽しかったです。ただ、目が疲れました。
・大学に入って体操をしていないから運動の勉強は新鮮でした。
・今までにない講義で新鮮に感じました。こういうような講演を機会があればまたやって欲しいと思いました。
・身体について深く考えたことがなかったので、とても興味深くて楽しかったです。
・少し3Dが見えたので面白かったです。野口体操で姿勢が良くなるならやってみたいと思いました。
・見る事ができなかったので練習しようと思いました。とても楽しかったです。
・目の力を抜くっていうのはとても難しかったです。
・自分の体が柔らかかったらどんなにか自由に生きられたのだろうかと思いました。
・自分の事を「自然の分身」と理解すると考えがかなり変わるんだと実感しました。
・人の体は不思議だと思いました。なるべく早く猫背を直したいと思います。像が上手く見えなかったので練習してみます。課題が増えました。
・3Dは最初全然見えなかったが、見えるようになって面白いと思った。
・3Dはあまりよく分からなかった(やり方が合っているのか分からず…)ですが、身体を伸ばす動きはとてもよかったです。自分は「自然の分身」ということがなるほどと思いました。
・疲れた時やリラックスしたい時は力を抜いてみようと思いました。
・野口体操をすることで、今まで気付けなかった感覚を開くことができると聞いてすごいと思いました。
・自然の流れに逆らわず生活していけたらいいなと思いました。
・裸眼立体視は初めての体験でした。とても感動しました。
・いろいろな発見がありました。
・今まで3Dに見えたことがありませんでしたが、今日初めて3Dに見えました。
・柔らかさが開く世界のビデオをみて、すごいと思いました。
・体で自然を感じる。とても素敵なことだと思います。五感を使って相手と会話することは、演技の基礎です。
・体を動かすことが気持ち良かったです。変化の可能性の豊かさを感じる事は大切だと思いました。
・健康を意識して生活したいです。
・自分の体は結構力が入っていることに気づきました。3Dは見られなかったですが、見られるようにやっていきたいと思います。
・体の柔らかさに驚きました。ゆらゆらが少し難しかったです。DVDでの先生の身軽さに驚きました。
・野口体操は面白かったです。自分の感覚を感じるようにしたいです。一度ちゃんとやってみたい。
・化学的なお話かと思いましたが、すごく興味が持て3Dを体験できました。体操は部屋でやってみます。
・私は3Dにどうしても見えませんでした。先生があきらめないことが大切とおっしゃってたので頑張ります。
・視覚や体の事など、不思議に思う事がたくさんありました。体の柔らかさも大切であるということも分かり、とても楽しかったです。
・3Dはすぐできたけれど、体操はむずかしかった。家でやってみたい。
・音楽にのせて、リラックスしながら姿勢を直せてよかった。
・先生にすごくユーモアがあって面白かった。猫背なおしたいです。3D体験たのしかった。
・初めてのタイプの体の動かし方で楽しかった。
・体験してみて、不思議な動きだけどとてもリラックスできた。
・立体ってすごいと思った。腰の体操すごすぎて唖然とした。
・“体をゆるめる”ことの大切さを知りました。立体視は難しかったです。
・力を抜いて自然にまかせて体を動かすのは気持ちがよかったです。
・体の芯からやわらかく動けて良かった。背筋を伸ばして生活したい。
・人間の右脳を活かしたエクササイズであり、1つのアート作品でもあると思いました。
・目を動かすことは滅多にしないので、楽しく新たな発見ができたと思いました。
・体を動かすアセンブリーは初めてで、新鮮でした。

*******
 以上です。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日、浮沈子づくりもします。

2012年06月23日 09時05分55秒 | Weblog
 先週の予告の通り、本日の朝日カルチャーのレッスンで、「浮沈子」を作ります。
 作ってみたい方は、CCレモン等々の炭酸飲料ボトルに水を入れてお持ちください。単なる水のボトルに比べて、格段に丈夫に出来ています。あとの材料は用意しています。

 室蘭市青少年科学館の1階では、「浮沈子」展示コーナーがあるようです。
 また、科学オリンピックを目指す「創造性の育成塾」主催は「NPO法人ネットジャーナリスト協会」という組織があることを知りました。
 この塾は元文部科学大臣兼科学技術庁長官の有馬朗人氏が提唱。2006年に「関本・有馬塾」として発足、創設されたようです。
「創造性豊かな中学生の育成」を旗印に日本全国中学二年生を対象に毎年夏合宿を行う塾です。計41時間の合宿期間。今年の選考は終了していました。参加者の発表は6月末にHP上で発表されるようです。

 講師にはノーベル科学賞受賞者、宇宙飛行士等々、日本の科学技術を担う方々も関わるようです。
 因みに、2006年度に「浮沈子で遊ぼう」と題して五十嵐邦亨氏が指導した記録が残っていました。
 読んでみたところ、後援:文科省、NHK、他。協賛:多数の企業の名前があがっています。
 NPOの組織として非常にしっかりした様子が伝わります。
 誰でも応募できるらしいが、どんな中学生が選ばれるのかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする